洗濯物の生乾き臭。全人類の悩みと言っても過言ではないでしょう。
特に梅雨の時期は湿度80%が当たり前。なかなか乾かずに次第に雑菌が繁殖してしまう。一度生乾き臭が付いてしまうと癖になってしまいます。さまざまな工夫を凝らしてみるわけですが、正直

絶対に生乾き臭を無くす方法は存在しません。
花王がアタックを発売してから30年。
莫大な時間と研究費を費やしても生乾きは未だ人類を悩ませる問題であることからも、我々が生きている間は生乾き臭と向き合うしかありません。
だからこそ、少しでも臭いを減らす方法、一人暮らしで様々な洗剤を使ってきた自分が1番おすすめする洗剤を紹介します。
乾燥機で乾かす
コインランドリーにある業務用の乾燥機。これが一番効果ある。
生乾きの臭いは、乾くまでの時間が長くなればなるほど発症の可能性が高くなります。コインランドリーの乾燥機で乾かせば、量にもよりますが、30分あれば乾きます。短時間かつ高温で乾かすので臭いの元の雑菌も殺菌でき、生乾き癖をリセットするメリットも。
梅雨の時期や雨の時期のコインランドリーは「非常に混む+回し終わっても放置の人がいる」ので、待つのが少し面倒。
煮沸消毒をする
フェイスタオルや靴下、Tシャツ程度の大きさなら、お鍋で軽く煮込みます。雑菌は高熱に弱いため、日干しだけでは取り除けない分までリセット。しかし煮込む行為は生地にダメージを与えるため
- 生地がデリケートなもの
- 高級なもの
- 色付きのもの
は控えた方がいいかもしれません。この間、黒いTシャツを煮込んだら鍋の中の水が真っ黒になりました。
また、やけどに注意。脱水は色々な方法があるかもしれませんが、ある程度洗濯機に水を溜めてから、鍋をそのまま流し込み脱水機能にかけるのが一番おすすめ。水を溜めないで入れると熱湯で洗濯機が痛むので止めた方が良い。もしくは、大人しく鍋が冷めるまで待つ。
ドライヤーで乾かす

全ては熱で解決できる
乾燥機で乾かす理屈に近いですが、少量の衣類を自宅で手軽に乾かしたい時に便利。ちなみにこの工夫は

やばい。そろそろ外出する予定だが、着たい服が乾いていない
時にも便利。
服やズボン、タオルを床において、綺麗に空気が流れるように工夫してあげれば、わざわざドライヤーを手に持たなくても半自動で乾かしてくれます。ただし、火事にならないように絶対に傍で見張ること。
すすぎを2回する
最近の洗剤はすすぎ1回で大丈夫だと謳う便利な製品が多いです。確かに、水を節約できるのでとてもありがたい。
ですが、実際に洗剤で手洗いをすると実感するのが、1回のすすぎのみでは泡切れは完璧ではないということ。洗濯機の通常モードでしっかりと2回濯いであげることで、雑菌を防ぐことに繋がります。
濡れたタオルを洗濯機にため込まない
それは雑菌繁殖の元。次に洗濯機を回すまで放置しておく気ですか。洗濯機の中は梅雨のように湿度があがり、タオルだけでなく衣類、洗濯機自体に雑菌やカビを移す原因になってしまう。場所に余裕があれば、濡れたものは洗濯機に入れず軽く干しておくようにしましょう。
生乾きを防ぐ洗剤ベスト1位はアリエールだと思う
- 洗濯後の匂い
- 柔軟剤と一体型か
- 容器が使いやすいか
人それぞれ洗剤を選ぶ観点が違うと思いますが、今回は「生乾きの臭いを防ぐ」という観点から
アリエール サイエンスプラスをおすすめ。
CM化出来そうな話ですが、実話だったりします。確かに臭いがしなくなっていたので、自分も洗剤をアリエールに変えてみたところ本当に臭いがしなくなりました。
もちろん、湿度が物凄く高い日に部屋干しで大量の洗濯物を干したら生乾きの臭いが復活してしまいますが、この洗剤の凄い点は、1度臭くなってしまったタオルでも晴れの日にしっかり干し直せば元通りになること。
「1度臭くなってしまった洗濯物は、その後も臭い癖が付いてしまう」現象は、洗濯で苦労している人であれば共感してもらえると思いますが、それが無くなる事の素晴らしさ。
ちなみに、アリエールの部屋干し用も発売されていますが、何故だか個人的には青色の方が効果がある気がします。

5つの工夫とアリエールで嫌な生乾きとおさらばしましょう。