就活で苦手なグループディスカッション(GD)を少しでも得意にするやり方とコツを10000字で考える

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そもそも、どこが基準点か

「グループディスカッションにおいて、具体的にはどこを見られているの?」これは非常に難しい質問ですし、残念ながら「これが出来ていれば受かる」という答えはないです。

企業側は「論理力、コミュニケーション力、発言力、協調性、様々な要素を評価項目にいれているよ」と抽象的なことを述べ、「それ、全部やないかい」と突っ込みたくなりますが、そもそも一言で評価基準を明確に言い表す方法がないのです。

なぜなら、人事の多くは多少なりとも雰囲気で選考しているから。

これは別に人事の悪口を言っている訳じゃないですよ。

 

現実問題、短時間で大人数の学生の評価を

「協調性が7点、主体性が6点」のように「数値」という誰が見ても納得の客観性をもって評価するのは不可能だからです。

つまりは、面接官からみて「そこそこ論理的でリーダーシップを取っていたな」「リーダータイプではないけど、ところどころ鋭い意見を飛ばしていたな」といった、肌感覚で決まってしまうことも多いということ。

だって、彼らは人間だから。

採点者は実際に議論には参加していないので、評価のメモを取っている間に置いて行かれる社員もいるかもしれません。お昼ご飯を食べたばかりで、観察力が鈍りに鈍っているかもしれません。特に初期選考としてのグルディスでは人事ではなく、普段は別の仕事をしている、採用活動に慣れていない社員さんが出てくることが多いので、なおさら。同じグループの学生からすると「GDクラッシャーだ…」と思われても、面接官からすると「押し通す力がある」と高評価されることも。

だから予め申し上げておくと、これを読めばめちゃくちゃGDに通るようになるということは全く保証をしません。採点者が人間である以上「グループディスカッションと面接は実力があれば絶対に受かる」という論理は通用しないのです。

とはいえ、ほんの少しの気付きと努力で通過率を格段にあげることは可能であると思っています。

少し自慢ですが、自分はグルディス通過率が12社中11社でした。比較的グルディスには自信があるので、ぜひ最後までお付き合いください。長いので、途中図解もアルヨ。

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話す量を意識して増やす

よほど自分がお喋りなヤツだという認識が無ければ、90%の人はこれが大きな原因

普段から友達に「おまえ、良く喋るなあ」「話止まんねえじゃん」「うるさすぎる」と言われるレベルの人は、この項目はあんまり関係ないかもです。だからといって「もうちょっとマシンガントークを抑えよう」と直す必要もありません。そのままアグレッシブに生きていって欲しいです。世の中は声が大きい、つまりは言いたいことをしっかりと主張する人間が生きやすい世界になっているのです。純粋に得な性格だと思いますよ。

 

それ以外の方。

「いやいや、自分はそこまで無口じゃないから質に原因があるんでしょ、そっち教えろ」と思われた方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。

では、6人で30分のオーソドックスなグループディスカッションを想像してみてください。

30分のGDでは読み込み等の個人の作業もあるでしょうし、全体で合計25分間、発言出来る機会があるとします。

すると5人の発言時間の内訳はこうなります。

Aさん 10分

Bさん 8分

Cさん 3分

Dさん 2分

Eさん 2分

ちょっと、極端かもしれませんが、チームにリーダーポジションが明確にいると、だいたいこんな感じに収まります。

全員の発言時間がイーブンというグループディスカッションがあんまりないことは、経験上共感していただけるのではないでしょうか。

 

この場合、いくらEさんの発言の質が良くても、AさんBさん辺りが選考に通ります。

なぜなら、Eさんがいくら良いことを言っていても、さすがに2分じゃ判断が出来ないから。

自分は人事にアドバイスされた一言をいまでも忘れません。「ある程度の発言量があって、初めて質が評価されるよ」と。

同じ頭の持ち主なら2分話すより10分話す方が「5倍クリティカルな発言を生み出せる可能性がある」ということ。多少とんちんかんなことを言っていても議論をリードしているという点で大きく評価されます。

で、最低でもBさんポジションに入ろうと思うと、何も考えなくともペラペラ喋れる凄い奴に次いで発言量が多くないとダメだという意味です。

だから、馬鹿な事言って場を混乱させてしまうかもと心配する前に「ある程度の発言量があって、初めて質が評価される」ということを意識してどんどん意見を言いましょう。

 

恐らく、発言量が少ない人は原因が2パターンにわかれると思います。

  1. 発言をするのが恥ずかしい、批判されるのではないかと躊躇してしまう人
  2. クリティカルな事を言わないといけないという強迫観念に囚われている人

まずは1の人。今からあなたを精神論で圧迫しますね。

グルディスで会う人なんて、基本的に二度と会うことはない、もしくは出会ってもお互い覚えていないです。グルディスの30分間だけは「自分は割と有能だし、論破してやるわ」という肉食系スタンスでいきましょう。僕がお家でアイスを食べながら応援しています。それくらい軽い気持ちで。能力はあるんだから。

次に2の人。

恐らく「発言するからには論理的なことや斬新なアイデアを言わなければ、人事からも評価されないしグループからも認めてもらえない」という強迫観念にとらわれているはず。

質を重視する、慎重派な性格が多いと思います。個人的な印象ですが、頭を使う種類の仕事の場合、このタイプの人間って凄く有能だと理解しています。

ですが、グルディスは短距離走。

先程の「ある程度の発言量があって、初めて質が評価される」という言葉を忘れずに、ある程度、発言量を意識することにリソースをぶち込んでください。後程コツとして紹介する「課題の読み込みの時間に、発言する内容をまとめておく」が凄く活きてくる性格だと思いますので、読んでくださいね。

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前提条件(定義)を整える=グループでの共通認識を持つ

グルディスの進め方として、前提条件や定義の共通認識を持つことが一番大切なポイント。これを設定しておかないと、どんなに頭のいいグループでも議論が迷宮入りしてどうしようもなくなります。

例えば今読んで頂いている、この記事を題材にしてみましょう。

この記事の大きな議論は「GDを上手く進めるためにはどうすればいいか」を伝えること。しかし、その先の枝に小テーマ、「苦手な人が知るべきコツ」が前提条件として設定されているのがおわかりでしょうか。タイトルね。

もし、この記事を前提条件を決めずに仲のいい友達と共同作業で書いたとします。すると、友人は「GDが得意な人がさらに得意になるコツ」を考えてくるかもしれません。すると僕と友人とで着地点がバラバラになってしまい、お互い「いや、そんな高等テク書く必要あるか…?」「そのコツってもはや、グルディス2回目の初心者向けじゃん」とイライラし、すれ違いの要因となってしまいます。

それはGDも一緒。

30分もすると議論が白熱してしまい、「いや、その観点はそこまで大事じゃない」「その観点が大事だから、この案でいいじゃないか」となってしまう。その時に「じゃあ、そもそも、どの観点を最優先するって初めに決めたっけ?」って立ち返ることが出来れば、「まあ、今回はこの観点を軸としたから、確かにこれが妥当だ」と平和に解決が出来るのです。

 

次は実際のグループディスカッションで試してみましょう。

お題は「社会において、論理力、コミュニケーション力、主体性、根性、大事な順に優先順位を付けよ」だとします。

あなたなら、一言目に何を発言しますか?

 

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「論理力が一番重要なんじゃないかな、だって辻褄があった行動が考えられないとビジネスにおいて…」

とか、考えた人。ちゃんと前提条件(定義)を確認しましたか?

「社会って近所付き合いのニュアンスかと思ってた」「論理力ってそもそも何」という、メンバーからのツッコミが考えられませんか?

定義が曖昧だと、絶対に答えは出ません

 

この場合、社会とは、家族の中でのコミュニティーなのか、ホワイトワーカーとして会社での立ち回りなのか、はたまた生きるためのお金を稼ぐ手段としてのニュアンスなのか、グループ内で定義を整えないとカオスな議論になります。もちろん、それは論理力とは?コミュ力とは?にも共通して言えることです。

立場によっていろいろな解釈が出来てしまう単語は、初めに定義を共有しておきましょう。

「最悪な状況として、最後の5分で決まらなかったら多数決にしよう」というのも、時間の使い方の共通認識ですよね。これも、結論を出すための一つの手段。

課題の読み込みの時間に、発言する内容をまとめておく

グループディスカッションは大きく分けて、2パターンに分類されます。

多くのグループディスカッションでよくあるのが、数枚の資料やデータが配られ、それをもとに議論をするもの。もしくは、先程のお題のように大雑把なテーマが提示され、それについて議論をするもの。この2パターンがほとんどと言い切ってもいいでしょう。

この項目では、特に前者の資料読込形式のパターンで有効なコツを紹介します。

前者の場合、恐らく初めに資料を読み込むための個人作業の時間が用意されるはず。もしくはリーダー気質の学生が「初めの5分を個人の読み込みの時間にして、そのあと各々がまとめを発表しましょう」とか言い出すはず。

その読み込みの時間は相当貴重な時間だと理解して欲しい。

採点者が説明文や資料の背景を説明する時間がありますが、どうせ文章をなぞって音読しているだけなので、聞いているふりをしながら先に課題を思考するべきです。

なぜ読み込みの時間がそんなに大切なのかを、少し長くなりますが説明していきます。

 

資料形式の場合、「読み込んだ感想を、それぞれ簡単に述べていきませんか」と誰かの発言から始まる確率が非常に高いです。これは逆に「どんなに内気な人でも発言が出来る絶好のチャンス」でもあり、また、良くも悪くもここで偏見が生まれます。

偏見が生まれるとはどういうことか。

極端に言ってしまえば「この人は優秀だから、今後のどの発言も的を得ているように聞こえる」「この人は何を言っているかわからないから、今後の発言も聞くに値しないな」という思い込みを、学生も人事も、受けてしまうということなのです。

GDが始まった直後は、どんな落ち着きがない人でも集中しています。議論の終盤になるとグループに1人か2人は絶対にあらわれる、話についていけなくなった学生もいません。全体を通して、この時間が一番注目を浴びているのです。

そのため、GDが始まった直後の時間に「話し方が上手いな」「考えもしなかった面白い観点だな」「論理の組み立てに弱点がないな」と思わせられれば、良い偏見が生まれます。良い偏見をゲットした場合、最後まで発言力は変わらず強く、自分が意見を言い出すと急に皆が前のめりになる、真剣に聞いてくれる、人事が自分を優先的にチェックする、等のプラス効果に繋がってきます。

逆に、この時間にあんまりにも訳の分からないことを発言してしまうと、「こいつは無能だ聞くに値しない」という負の偏見が取りまとってしまい、この先の議論での評価が厳しいものになってしまいます。

だからこそ、いかにして初めに有能さをアピール出来るかが鍵なのです。

 

とはいっても、「具体的にどうすれば、差を付けられるんや」と言われそうですね。

 

その答えはズバリ、単に「資料をまとめる」でストップするのではなく「他人にわかりやすく説明する」ことまで意識すること。

はて、抽象的な答えすぎて殺意が沸いた人が半数くらいいそうですね。とはいえ一言で説明するのは困難なので、グルディスでメモが使える状況を仮定して「読み込みの時間にするべき情報の組み立て方」を考えていこうと思います。

このようにメモにテキトーにキーワードを殴り書きするだけが「資料をまとめる」行為。これだけでは、不十分。

ここからさらに、発言を前提としてメモをまとめるのです。

メモが使用禁止の場合は、脳内でこれをするしかないので難易度は高く訓練が必要。

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さて、あなたはこの記事を読む前から既に、自分が無意識的に大事だと思った資料を抜粋をすることは出来ているはず。そこまでは誰でもできる。

その材料に対して「自分がどのように感じたのか、そして、どのように組み立てたら自分の思いがグループの皆に伝わるんだろう」と、言語化(メモ)することが大切なのです。上の図のように、人に説明することを前提にメモに工夫を凝らしてください。必ずしもこのとおりである必要は全くありません。あなたにとって、最適なメモを目指してください。

伝えたいという感情を言語化で更に可能になるのが、

話す順番を組み立てること。

予め、どのような順番で話していくかをカンペとして用意しておくことで「緊張して何を話したらいいかわからなくなっちゃった…」ということを防ぐことが出来ます。

外資系コンサルに内定を貰うような人は、これをメモ要らずに脳内で構築している人が多いですが、頭がとても良い人の勝ち方を真似しても意味がないので、まずはメモを駆使することによって論理構成力を磨いていきましょう。

長くなりましたが、資料の読み込みの時間を大切にし、スタートダッシュを駆けることの重要性、メモの工夫についてでした。

ゆっくり、大きい声で話す

当たり前の事かもしれませんが、意外と出来ていない人が多い。

まずはゆっくり落ち着いて話しましょう。

例えば「昨日~ちゃんとお寿司食べて特にハマチが美味しくてさところで最近の回転寿司ってお寿司以外も凄いクオリティ高いよねケーキもカフェラテも頼んじゃった!」とマシンガントークでまくしたてられても「良く喋るなこいつ」と内心ドス黒い感情は沸きつつも内容は理解できますよね。

グルディスみたいに「なるほど。ハマチが美味しいとは具体的にはどの要素が美味しくさせているのかな?新鮮さ?素材の特徴?日本人の味覚の趣向の傾向を分析した結果?クオリティとはコスパのこと?それとも純粋にケーキ屋さんのケーキと変わらない味という意味での質ということかな」と、相手の意見を理解しつつ自分の主張を論理立てて話す必要もない。こんなやついたらめっちゃ嫌われるだろうな

日常会話は気にする必要のない一方、グループディスカッションにおいて「5ページ目のグラフの内訳からすると主婦層の利用率が高くてじゃあ資料に書かれているこの商品の3つ目の特徴と組み合わせるとシナジー効果が出るんじゃないかな!」と早口で言われても、資料は追えないし理解するのに精一杯で「なるほど、それに対して自分はこう思うな」という「相手の意見を理解しつつ自分の主張を論理立てて話す反応」が出来ない。すると沈黙が起こる訳です。辛いね。

グループディスカッションは内容が難しい分「日常会話」よりもゆっくり話すことを心掛けてください。ちょっと、遅すぎるかなくらいでちょうどいいです。頭の中で考えながら発言が出来るスピードなら、とんちんかんな発言も避けられるでしょう。

 

あと、大きい声で話すことも大切。

GDは1つの部屋に複数のチームが詰められることが多いです。GDで実際に感じたのですが、デスクの対角線上の学生の声が届かなくて何言っているかわからないことが多々ありました。聞こえないということは、何も発言していないのと一緒です。全員、もしくは人事に聞こえないと評価は0、むしろマイナスです。いつもより、大きい声を意識しましょう。

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頭ごなしに否定しない

相手が意見を発言した際に「いや、でも…」は禁止。第三者から見ると、意外と気になるポイントであったりします。

相手を不快な思いにさせ、議論の険悪なムードにも繋がりますし、人事からすると協調性が無いように思われます。

相手の意見に反論する場合は「確かに~という観点は良いね、でもこういう考え方もあると思うんだ」「確かに状況次第では~かもしれない、でもこの状況だとまた違った考えが出来るかもしれない」という風に、「確かに~は一理ある。が、自分は~だと思う」という文法を使うことで議論をスムーズに、全員が気分良く進められるように心掛けましょう。

役割分担をさせないように誘導する

これは少し余裕がある人向け。

時期にもよりますが、グループディスカッション初心者が多い時期だと誰かしらが「役割分担しませんか?あなた書記やってください」と言い出します。きっとネットで調べて「役割分担をするべきだ」「役担を言い出せば評価があがる」という記事を読んだ結果なのでしょう。そんなことで評価なんて全くあがりません。

個人的には役割分担については大反対です。

なぜなら、役割に固執してしまうことへと繋がるから

書記の役割を担った人は、メモをしっかり取ってなかった場合の全責任が暗に降りかかってきますし、一生懸命に書かなくてはいけないので議論に置いて行かれてしまう。個人的には一番損な役回りだと思います。全員がメモを取りながら、ファシリテーターがホワイトボードに書きながらも、同時進行で書けることに気付いた人が「付け加えとくね」でいいじゃないですか。タイムマネジメントだって、全員で気付いた人がやればいいじゃないですか。

役割に気を遣いすぎて100%のポテンシャルが発揮出来ない、その結果自分が損をするのだけは避けるべきです。

とはいえ、暗にメインのファシリテーターがいると助かるのは事実。ただ、ファシリテーターは不思議と自然に決まるので、とりあえず役割分担を上手に中断することだけを考えれば大丈夫です。

自分は誰かが「役割分担をしませんか?」と言い出した際には、「メモもタイムマネジメントも全員でやりながら共有した方が不公平じゃなくていいんじゃないかな?書記は発言量が少なくて可哀そうだと思うからさ」と、笑いながら強い口調でけん制していました。同じく不満そうな顔をしているメンバーに「ね?」と真顔で同調圧力をかけながら。

会社によっては、役割分担をしないでくださいという指示があるグループディスカッションも少なくなかったので、企業としても歓迎はしていないと思います、素が見れないから。

集合時間より早めに行ってメンバーと仲良くなっておく

これは一番簡単にすぐに実践が出来て、それなりに効果が出る裏技です。ただ、全員が集合してからグループに分かれる形式だと不可能ですが。

早めの時間に到着すると、グループが6人だとして1人か2人しか席についていません。そこで、しっかりと仲良くなっておくのです。6人に向かって世間話をするのはなかなか難しいことですが、目の前にいる人に声をかけることなら出来ますよね。話が盛り上がれば緊張もほぐれますし、議論において自分の仲間がいる安心感に繋がります。相手だってこれから議論する人とは仲良くなっておきたいはずです。心に余裕が出るとともに、予めチームメンバーがどんな性格かを知ることが出来るので「あ、この人自然とファシリテーターやってくれそうだな」とか「むむ、ポジションが被ってそうだな」と推測することによって、立ち回りや戦略を予め考えることも出来ます。まあそこまで深く考えることはないですが。

つまり、予め親しくなっておくことでグループディスカッションに入りやすくなるということです。自分は一度ギリギリに到着したら、既に5人がめっちゃ仲良くなっていて疎外感を感じた経験もあるので、せめてギリギリはやめましょう。

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ジェスチャーを心掛ける

「ジェスチャー如きで…」と思わず、やってみてください。

大袈裟すぎるのは流石にヤバい奴に思われてしまいますが、手を使って一生懸命に説明するといいメリットが2つあります。

  1. 採点者から「なんか良いこと喋るイメージのヤツ」という先入観を抱かせることが出来る
  2. 話す速度がちょうどよくなる

ぶっちゃけ、ジェスチャーがうるさいやつは学生からは「なんか動きがうるさい奴だな」と思われます。何故かというと、物理的な距離が近いから。真横の席の人なんか、ジェスチャーの風を切る音が聞こえてきて気が散るでしょうね。テストのときに鉛筆のカリカリ音がやけにうるさいやつと一緒ですね、割と迷惑かも。

半分くらい冗談です。

一方、採点者は採点シートをみられないように比較的、学生との距離を取っている場合が多いです。なので、多少大げさに動いても「熱意のある奴だな、伝えたい気持ちが伝わってくるぜ」と好意的に見られることが多いかと思われます。とはいえ、明らかに大げさなのはやめてください。だって、自分が面接官だったら、そいつ落とすでしょ

大袈裟と言えば余談ですが、自分は座談会で「相槌君」に出会いました。彼は社員の回答に対して「なるほどなるほどなるほど」「うんうんうん」を5秒に1回繰り返す強烈な人でした。「ああ、これはもう集中できない、運が悪かったと諦めよう」と正の字で頷き回数を数えることに時間を費やした無慈悲な座談会だったことを今でも思い出します。彼の質問が割とクリティカルだったのも個人的なツボ。彼、今どこの会社で働いているのかなあ。

話が逸れましたが、2つ目の理由は、話す速度が丁度良くなるということ。

前の項目で「ゆっくり、大きな声で話す」ことを説明しましたが、実はジェスチャーをすると、ちょうどいい速度で話せるのです。「ゆっくり」を意識しても難しいという人は、ジェスチャーを話しの速度の目安にしてみてはいかが。

志望度の低い企業で事前に練習しておく

ここまでいろいろとテクニックと称して語ってきましたが、極論を言えばグループディスカッションは慣れです。

何回も場をこなすごとに「あ、ああいう風にファシリテートすればいいのか」「この人の考え方、次のGDで活かせるな」と気付きを得て自然と成長していきます。

この記事は勉強における参考書、サッカーにおける卓上での戦術の勉強と同じ位置付けです。最終的には試験や試合を通して身体で覚えるのと同じく、志望度の低い企業のGDで実践あるのみです。

また、何回も参加をすると「あれ、なんか前受けた企業と似たような形式だな」というGDと絶対に出会います。これには「企業のGDの題材はGD専門の業者に委託して作られていることが多い」という背景があります。ですので「この形式は、読み込み時間が結構キツキツのやつだ…スピード重視で資料を読み解こう」のように、戦略を練れるようになるわけです。

目には見えないかもしれませんが、グループディスカッションは数をこなせば確実に成長できると断言できます。

議論内容を全く見ていないグループディスカッションも存在する

「え、そんなんあるの、じゃあなんのためにするんだよ、嘘つけ」と思われたかもしれません。が、自分自身の経験からして、2社のGDで確実にありました

根拠として、A社は「短時間のGDにも関わらず、6チームの学生を人事たった3人で巡回しながら採点している」B社は「GDのお題が複雑にも関わらず、人事がほとんどメモを取っていない」でした。

ここからは推測かつ生々しい話かもしれませんが、考えられる要素としては「身だしなみ」「顔」「学歴」「態度」等を採点しているのだと思います。特に学歴に関していえば、A社は四季報によるとES通過率は良いのですが(たぶん読んでいないです、結果通知が早すぎましたから)、グループディスカッションの次の選考から待合室では高学歴としか出会いませんでした。恐らく、ESで露骨に切るのではなく「グループディスカッションの実力不足で落ちた」と思わせるための作戦でしょう。企業として嫌われないために、こういう手段を用いているのでしょうね。いい迷惑。中にはこういう企業もありますが、基本的には議論を重視しているので、余談程度に。

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まとめ

  • 採点者が人間である以上、面接もGDも絶対受かるという言葉はない
  • ある程度の発言量があって、初めて質が評価されることを忘れずに
  • 時間の使い方や曖昧な単語は、定義を確認し合い共通認識を持つこと
  • メモは相手に説明することを前提に。読み込みの時間、初めての発言はあなたの印象を大きく左右するほど大事。
  • GDはただでさえ難しい内容なんだから、日常生活よりもゆっくり話そう。じゃないと理解してもらえない。大きな声で。
  • メンバーの発言を頭ごなしに否定するのではなく、一旦相手の発言を褒めてから自分の意見を述べる癖を付けること。
  • 役割分担はしない方が良い。誰かが役割分担を提案してきたら問答無用で潰すこと。
  • 早めに行ってメンバーと仲良くなれば、議論に余裕が生まれるかもしれない。
  • ジェスチャーのメリットは、話す内容に信頼感を加えるとともに、ちょうどいい速度で話すことが可能になること。
  • 不親切な企業では、外見や学歴を見るためのGDも無くはない。
  • 10000字を読んでいただいてこの答えは申し訳ないが、最終的にGDは慣れ。ひたすら経験を積むことが最短の成長ルート。

 

超個人的なお願い

もう新卒の就活は二度とないので関係ないと言えば関係ないのですが、僕に「~さんはどう思いますか?」と助け船を出すのはやめてください。考えが思いつかないから黙ってアイデアを練っているのです。「いや、思いつかないんです…」と言うしかないし、人事の残念そうな顔が辛いです。もし来世で一緒のGDになったらよろしくお願いします。

 

10000字を超える長文にお付き合いいただきありがとうございます。就活って何をすればいいかわからないですよね。自分も、他人よりも人一倍就活に苦労した自信があるので気持ちは凄くわかります。ぜひ、別の記事も読んで「記事のノウハウに、あなたが実際に感じたこと」を組み合わせてシナジーを出して貰えれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

東京で一人暮らしをする早稲田大学5年生。来年からSE。 弾き語りを7年間続けている音楽経験、一人暮らしで得たライフハック、株やお金に関する話をします。特に就活に関しては聞きたいことあったら記事にしますので、twitterページから連絡を頂けると助かります。