グループディスカッションが苦手な人向け。通過率9割の就活生が対策やコツを語る

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東京で一人暮らしをする早稲田大学生。来年からSE。 一人暮らしで得たライフハック、株やお金、ビジネスに関する話題が得意。特に就活に関して自信あり。レビュー記事以外は6000字以上が多いのでお時間がある時にどうぞ。

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この記事は就活を終えた大学5年生当時に書き記した記事です。社員目線ではなく学生目線であるという点にご留意ください。

基準点は主観の要素が強い

就活生
グループディスカッションは具体的には何を評価しているの?

これは非常に難しい質問かつ、残念ながら「これが出来ていれば必ず受かる」という答えはないです。

企業側は「論理力、コミュニケーション力、発言力、協調性、様々な要素を評価項目にいれているよ」と抽象的なことを述べ「それはつまり全部だ」と突っ込みたくなりますが、裏を返せばそもそも一言で評価基準を明確に言い表す方法が無いということ。

なぜなら、人事の多くは多少なりとも雰囲気で選考しているから。これは別に、人事の悪口を言っている訳ではないです。

現実問題、30分の議論だけで同時に複数の学生の評価を「協調性が7点、主体性が6点」のように、数値という誰が見ても納得の物差しで評価をするのは不可能だから。

つまりは、面接官からみて「そこそこ論理的でリーダーシップを取っていたな」「リーダータイプではないが、ところどころ鋭い意見を飛ばしていたな」といった肌感覚で決まってしまうことも多いということ。

なぜなら、彼らは人間だから。

面接官が評価のメモを取っている間に議論の方針を決定付ける渾身の一言を逃すかもしれません。お昼ご飯を食べたばかりで観察力が鈍っているかもしれません。特に初期選考としてのグルディスでは、人事ではなく、普段は別の仕事をしている、つまり採用活動に慣れていない社員が駆り出される事も多いので、なおさら。同じグループの学生からは「GDクラッシャーだ…」と思われる一方で、面接官からは「押し通す力がある」と高評価されることも。

採点者が人間である以上「グループディスカッションと面接は実力があれば絶対に受かる」という論理は通用しないということ。

とはいえ、少しの気付きと努力で通過率を格段にあげることは可能であると思っています。特に、苦手から普通まで引き上げるのはコツさえ掴めば比較的に簡単。

少し自慢ですが、自分はグルディス通過率が12社中11社でした。就活ではグルディス対策に特に自信があるので、ぜひ最後までお付き合いください。

話す量を意識して増やす

よほど自分がお喋りな奴だという認識が無ければ、90%の人はこれが大きな原因。

普段から友人に

友人
おまえ、良く喋るなあ。話止まんねえじゃん。うるさすぎる。
と言われるレベルの人は、この項目はほとんど関係ない。だからといって「もう少し抑えよう」と直す必要もありません。世の中は、声が大きい、つまりは言いたいことをしっかりと主張する人間が生きやすいから。純粋に得な性格。

それ以外の方。

就活生
いやいや、自分は友人と普通にお喋りするよ。無口ではないから別のところに原因があるのでは。

と思われた方が結構いると思います。

では、6人で30分のオーソドックスなグループディスカッションを想像してみてください。
30分のGDでは、読み込み等の個人の作業を除くと全体で合計25分間発言出来る機会があるとします。
すると5人の発言時間の内訳はこうなります。
Aさん 10分
Bさん 8分
Cさん 3分
Dさん 2分
Eさん 2分
少し極端かもしれませんが、チームに明確なリーダーポジションがいる場合はこのように落ち着きます。
全員の発言時間がほぼ同じという、ある意味で理想的なグループディスカッションというは滅多にありません。

この場合、いくらEさんの発言が論理的で質が良くともAさんとBさんが選考に通ります

なぜなら、Eさんがどれだけ良いことを言っていても2分では判断が出来ないから

 

自分は人事にアドバイスされた一言をいまでも忘れません。

優秀人事
ある程度の発言量があること。そこで初めて質が評価されるんだよ。

たとえ物凄く論理的な事を述べていたとしても、2分ではそれが実力か偶然なのか判断が付かないということ。もしかしたら、たまたま論理的な発言が生まれたのかもしれない。あなただって、何回もデートを重ねることで人を判断するのでは。

もちろん、同じ頭脳なら2分より10分の発言量の方が「5倍クリティカルな発言を生み出せる可能性がある」ということにも繋がる。多少とんちんかんなことを言っていても議論をリードしているという点で大きく評価されます。

グルディスに合格するには、最低でもBさんポジションに入るしかない。つまりは、何も考えなくともペラペラ喋れる凄い奴の次に発言量が多くないと合格しないということ。

だから「馬鹿な事言って場を混乱させてしまうかも」と心配する前に「ある程度の発言量があるから質が判断できる」ことを意識して、積極的に発言するべきだと個人的には思います。

恐らく、発言量が少ない人は2パターンに原因が分かれるのではないでしょうか。

  1. 「発言するのが恥ずかしい」「批判されるのではないか」と躊躇してしまう人
  2. 「クリティカルな事を言わないといけない」という強迫観念に囚われている人

 

まずは1の人。ここでは精神論で勇気付けます。

グルディスで会う人は基本的には、もう二度と会うことはない。もしくは、出会ってもお互い覚えていないです。たった30分間だけで良いのです。グルディスが終わってしまえば、いつものように争いを避けて良いのです。「自分は有能だ。論破してやる。」という肉食系スタンスを貫きましょう。軽い気持ちで。能力はあるのだから。

次に2の人。

恐らく「発言するからには論理的なことや斬新なアイデアを言わなければ、人事から評価されない。グループからも認めてもらえない。」という強迫観念に囚われているはず。質を重視する、いわば慎重派な性格が多いと考えています。きっと思考が得意。

ですが、グルディスは短距離走。先程の「ある程度の発言量があるから質が判断できる」という言葉を頭に叩き込み、発言量を意識する癖を付けたらもっと良くなるのでは。記事の後半で紹介する「課題の読み込みの時間に、発言する内容をまとめておく」テクニックを活かせる性格だと思います。

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前提条件や定義を整える。グループでの共通認識を持つことの大切さ

グルディスの進め方は臨機応変ですが、前提条件や定義の共通認識を持つことは絶対に忘れてはいけません。チームでの共通認識を言語化し忘れると、どれほど優秀なグループだとしても議論が迷宮入りしてディスカッションが成り立たなくなります。

例えば今読んで頂いているこの記事を題材にしてみましょう。この記事の大きな議論は「GDを上手く進めるためにはどうすればいいか」を伝えること。しかし、その先の枝に小テーマとして「特に苦手な人が知るべきコツ」が前提条件として設定されています。
もし、この記事を「特に苦手な人が知るべきコツ」という前提条件を決めずに友人と共同作業で書いたとします。もしかしたら友人は「GDが得意な人がさらに得意になるコツ」を考えてくるかもしれません。その結果、2人の着地点がバラバラになりお互い「いや、そんな高等テクは苦手な人には再現性が無いのでは」「そのコツは、既に得意な学生にはつまらないだろう」とすれ違いの原因に。

それはGDも一緒。30分もすると議論が白熱してしまい「いや、その観点はそこまで大事じゃない」「その観点が大事だからこそ、この案でいいじゃないか」となってしまう。その時に

就活生
そもそも、どの観点を最優先するって初めに決めたっけ

と立ち返ることが出来れば「今回はこの観点を軸としたから確かにこれが妥当だ」と平和に解決が出来るのです。

 

次は実際のグループディスカッションで試してみましょう。お題は「論理力、コミュニケーション力、主体性、根性、大事という能力について。社会において必要な順に優先順位を付けよ」だとします。あなたなら、一言目に何を発言しますか。

 

就活生
論理力が一番重要なんじゃないかな。だって、辻褄があった行動が考えられないとビジネスにおいて…

と考えた人。しっかりと前提条件を確認しましたか。

「社会って近所付き合いのニュアンスかと思ってた」「論理力ってそもそも何」というメンバーからの意見が考えられませんか。定義が曖昧だと、絶対に答えは出ません。

この場合、そもそも社会とは家族の中でのコミュニティーなのか、ホワイトワーカーとして会社での立ち回りなのか、はたまた生きるためのお金を稼ぐ手段としてのニュアンスなのか、グループ内で定義を整えないと混沌とした議論に。もちろんそれは、論理力、コミュ力とは何かを整える必要性もあるということ。

立場によっていろいろな解釈が出来てしまう単語は、初めに定義を共有しておきましょう。「あんまり想像したくはないがリスク管理の一環として最後の5分で決まらなかったら多数決にしよう」というのも時間の使い方の共通認識。これも、結論を出すための一つの手段。

課題の読み込みの時間に、発言する内容をまとめておく

グループディスカッションの形式は大きく2パターンに分類されます。

  • 数枚の資料やデータが配られ、それをもとに議論をするもの。
  • 先程の話題のように大雑把なテーマが提示され、それについて議論をするもの。

この項目では、特に前者の資料読込形式のパターンで有効なコツを紹介します。

前者の場合恐らく、資料を読み込むための個人作業の時間がグルディスの初めに用意されるはず。もしくはリーダーシップに溢れる学生が「初めの5分を個人の読み込みの時間にして、そのあと各々がまとめを発表しませんか」と言い出すはず。

その読み込みの時間は相当貴重な時間だと理解して欲しい。

ちなみに面接官が説明文や資料の背景を説明する時間がありますが、どうせ文章をなぞって音読しているだけなので聞いているふりをしながら先に課題を読み進めるべきです。

なぜ読み込みの時間がそこまで大切だと言い切れるのかを、少し長くなりますが説明していきます。

先程も言及しましたが、資料形式の場合「読み込んだ感想を、それぞれ簡単に述べていきませんか」と誰かの発言から始まる確率が非常に高いです。これは逆に「どんなに内気な人でも発言が出来る絶好のチャンス」でもあり、また、良くも悪くもここで偏見が生まれます。
偏見が生まれるとはどういうことか。

極端に言ってしまえば「この人は優秀だから、今後どんな発言も的を得ているように聞こえる」「この人は何を言っているかわからないから、今後の発言も聞くに値しないな」という思い込みを、学生も人事も受けてしまうということ。

 

GDが始まった直後は、どんなに落ち着きがない人でも集中しています。議論の終盤になるとグループに1人か2人は必ずあらわれる、話についていけなくなってしまった学生もいません。全体を通して、この時間が一番注目を浴びているのです。

そのためGDが始まった直後の時間に「話し方が上手いな」「考えもしなかった面白い観点だな」「論理の組み立てに弱点がないな」と思わせられれば、自分に対する良い偏見が生まれます。その影響で、最後まで発言力は変わらず強く、自分が意見を言い出すと急に皆が前のめりになる、真剣に聞いてくれる、人事が自分を優先的にチェックする、等の効果に繋がってきます。逆に、この時間にあんまりにも訳の分からないことばかりを発言してしまうと「こいつは無能だ。聞くに値しない」という負の偏見が取りまとってしまい、この先のグループ内での立ち周りが非常に難しくなります。だからこそ、いかにして初めに有能さをアピール出来るかが鍵なのです。

では、どのように良い偏見を生み出せるのか。それは単に「資料をまとめる」で思考停止するのではなく「他人にわかりやすく説明する」ことまで意識すること。

さて、抽象的な答えすぎて殺意が沸いた人が半数くらいはいるでしょうか。とはいえ一言で説明するのは非常に困難ですから、グルディスでメモが使える状況を仮定して「読み込みの時間にするべき、情報の組み立て方」を考えていこうと思います。

このようにメモ用紙にキーワードを殴り書きするだけがいわゆる「資料をまとめる」行為。先ほど「思考停止」と毒を吐いたように、これだけでは不十分。

グループディスカッション中のメモの取り方と資料のまとめ方

ここからさらに発言を前提としたメモをまとめるのです。メモが使用禁止の場合は脳内で完結するしかないので難易度は非常に高く、流石に長年に渡る訓練が必要。

さて、あなたはこの記事を読まずとも、自分が無意識的に大事だと思った資料を「抜粋」をすることは既に出来るはず。そこまでは誰でもできる。

その材料に対して「自分がどのように感じたのか、そして、どのように組み立てたら自分の思いがグループの皆に伝わるんだろう」と言語化(メモ)することが大切。上の図のように人に説明することを前提にメモに工夫を凝らしてください。必ずしもこの通りである必要は全くありません。あなたにとって最適な言語化を目指してください。

伝えたいという感情を言語化することで更に可能になるのが

話す順番を組み立てること。予め、どのような順番で話していくかをカンペとして用意しておくことで「緊張して何を話したらいいかわからなくなっちゃった…」という緊急事態を防ぐことが出来ます。

外資系コンサルに内定を貰うような人は、これをメモ無しに脳内で構築している人が多いですが、頭が良い人の勝ち方を真似しても再現性がないので、まずはメモを駆使することによって論理構成力を磨いていきましょう。頭のトレーニングです。

 

長くなりましたが、資料の読み込みの時間を大切にし開始5分で有能認定されることの重要性、メモの工夫についてでした。

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ゆっくり、大きい声で話す

当たり前の事かもしれませんが、意外と出来ていない人が多い。まずはゆっくり落ち着いて話しましょう。

例えば

良く喋る女子
昨日Aちゃんとお寿司食べて特にハマチが美味しくてさところで最近の回転寿司はお寿司以外もクオリティ高いよねケーキもカフェラテも頼んじゃった

とマシンガントークでまくし立てられたとして

(良く喋るなこいつ)

と内心ドス黒い感情は沸きつつも内容は理解出来ます。

一方で

なるほど。ハマチが美味しいとは具体的にはどの要素が美味しくさせているのかな。新鮮さ?素材の特徴?日本人の味覚の趣向の傾向を分析した結果?クオリティとはコスパのことを示唆している?それとも純粋にケーキ屋さんのケーキと変わらない味という意味での質ということかな。

と返されたら流石に二度と関わりたくないですが、他にもグループディスカッションにて

5ページ目のグラフの内訳からすると主婦層の利用率が高くてじゃあ資料に書かれているこの商品の3つ目の特徴と組み合わせるとシナジー効果が出るんじゃないかな

早口で言われたとして、資料は追えないし理解するのに精一杯で「なるほど、それに対して自分はこう思うな」という「相手の意見を理解しつつ自分の主張を論理立てて話す反応」が出来ない。すると沈黙が起こる訳です。辛い。

何が言いたいかというと、グループディスカッションは内容が難しい分「日常会話」よりもゆっくり話すことを心掛けてください、ということ。「少し遅すぎるかな」くらいでちょうど良いです。頭の中で考えながら発言が出来るスピードでなら、とんちんかんな発言も避けられるでしょう。

また、大きい声で話すことも大切。

GDは1つの部屋に複数のグループが詰められることが多いです。GDで実際に感じたのですが、デスクの対角線上の学生の声が届かなくて何言っているかわからないことが多々ありました。聞こえないということは何も発言していないと一緒です。全員、もしくは人事に聞こえないと評価は0、むしろマイナスです。声を出しているつもりでも意外と聞こえない事があるので、いつもよりも大きい声を意識しましょう。

頭ごなしに否定しない

相手が意見を発言した際に「いや、でも…」は禁止。相手を不快な思いにさせ、議論の険悪なムードにも繋がりますし、人事からすると協調性が無いように思われます。

相手の意見に反論する場合は「確かに~という観点は良いね、でもこういう考え方もあると思うんだ」「確かに状況次第では~かもしれない、でもこの状況だとまた違った考えが出来るかもしれない」という風に

確かに~は一理ある。が、自分は~だと思う

という構文を使うことで議論をスムーズに全員が気分良く進められるように心掛けましょう。

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役割分担をさせないように誘導する

これは少し余裕がある人向け。

時期にもよりますが、グループディスカッション初心者が多い場合、誰かしらが「役割分担しませんか?あなたは書記やってください」と言い出します。恐らくネットで「役割分担をするべきだ」「役担を言い出せば評価があがる」という記事を読んだから。そんなことで評価なんて全くあがりません。

個人的には役割分担については大反対です。なぜなら、役割に固執してしまう悪循環へと繋がるから。

例えば書記の役割を担った人は、メモをしっかり取ってなかった場合の全責任が暗に降りかかってきますし、一生懸命に記録しなくてはならないため議論に置いて行かれてしまう。個人的には一番損な役回りだと思います。そんな極端なことをしなくとも、全員がメモを取りながら、ファシリテーターがホワイトボードに書きながらも、ふと同時進行で書けることに気付いた人が「付け加えとくね」で良いのでは、と思ってしまいます。タイムマネジメントも、全員で気付いた人がやれば良い

「役割に気を遣いすぎて100%のポテンシャルが発揮出来ない、その結果自分が損をする」事態だけは避けるべきです。

とはいえ、メインのファシリテーターがいると助かるのは事実。ただ、ファシリテーターは不思議と自然に決まるので、とりあえず役割分担を上手に中断することだけを考えれば大丈夫です。

自分は誰かが「役割分担をしませんか?」と言い出した際には

メモもタイムマネジメントも全員でやりながら共有した方が公平なんじゃないかな?書記は発言量が少なくて可哀そうだと思うんだ

と笑いながらも目は笑わない態度でけん制していました。同じく不満そうな顔をしているメンバーに「そう思いませんか」と巻き込みながら。

会社によっては、そもそも、役割分担をしないでくださいという指示があるグループディスカッションも少なくなかったので、企業としても歓迎はしていないと思います。素が見れないから。

集合時間より早めに行ってメンバーと仲良くなっておく

これは一番簡単に実践が出来てすぐに効果が出る裏技。

早めの時間に到着すると、1つのグループが6人だとして、まだ1人か2人しか席についていません。そこで予め仲良くなっておく。6人に向かって世間話をするのはなかなか難しく勇気のいることですが、目の前にいる人に声をかけることなら出来ます。話が盛り上がれば緊張もほぐれますし、議論において自分の仲間がいる安心感に繋がります。相手だってこれから議論する人とは仲良くなっておきたいはずです。心に余裕が出るとともに、予めチームメンバーがどんな性格かを知ることが出来るので「あ、この人はファシリテーターやってくれそうだな」「むむ、ポジションが被ってそうだな」と推測し、立ち回りや戦略を予め考えることも出来ます。

つまりは、予め親しくなっておくことでグループディスカッションに入りやすくなるということ。

自分はあるグルディスでギリギリに到着したら、既に5人が仲良くなっていて疎外感を感じた経験もあるので、時間には余裕をもって行きましょう。

全員が集合してからグループに分かれる形式のグルディスだと意味がないので注意

ジェスチャーを心掛ける

就活生
ジェスチャー如きで…

と思うかもしれません。

大袈裟すぎるのは流石にヤバい奴に思われてしまいますが、手を使って一生懸命に説明すると良い効果が2つ生まれます。

  1. 採点者から「なんか良いこと喋るイメージのヤツ」という先入観を抱かせることが出来る
  2. 話す速度がちょうどよくなる

正直に言えば、ジェスチャーはグループの学生からは好まれはしません。ジェスチャーをすると周りの学生からは「なんか動きがうるさい奴だな」と思われます。何故かというと、物理的な距離が近いから。真横の席の人はジェスチャーの風を切る音が聞こえてきて気が散るでしょう。テストのときに鉛筆のカリカリ音がやけにうるさいやつと一緒です。

一方で、面接官は採点シートをみられないように学生との距離を取っている場合が多い。それゆえ、多少大袈裟にジェスチャーをしても「熱意のある奴だな、伝えたい気持ちが伝わってくるぞ」と好意的に見られる可能性が高いと考えられます。

とはいえ、明らかに大袈裟なのはやめてください。あなたが面接官だったら、そいつ落とすでしょう。

2つ目は、話す速度が丁度良くなる効果。

前の項目で「ゆっくり、大きな声で話す」ことを説明しましたが、実はジェスチャーをすると、自然と議論向きの丁度良い速度で話せます。「ゆっくり」を意識しても難しいという人は、ジェスチャーを話の速度の目安にしてみてはいかがでしょうか。

志望度の低い企業で事前に練習しておく

ここまで長くを語ってきましたが、極論を言えばグループディスカッションは慣れです。何回も場をこなすごとに「あの学生のようにファシリテートすればいいのか」「この学生の考え方は次のGDで活かせるな」と気付きを得て自然と成長していきます。

この記事は勉強における参考書、サッカーにおけるホワイトボードでの戦術の勉強と同じ位置付け。最終的には試験や試合を通して身体で覚えるように、志望度の低い企業のGDで実践あるのみ

また、何回も参加をすると「あれ、なんだかこの前受けた企業と似たような形式だな」というGDに出会います。なぜなら「企業のGDの題材は専門業者に委託して作られていることが多い」から。だから「この形式は読み込み時間がシビアに設定されていたな。スピード重視で資料を読み解こう。」と戦略を練れるようになるわけです。グループディスカッションは数をこなせば確実に成長できると断言できます。

議論内容を全く見ていないグループディスカッションも存在する

自分自身の経験からの分析ですが、2社のGDで確実にありました。

A社では

短時間のGDにも関わらず、6チームの学生に対して、たった3人で巡回しながら採点している

B社では

そもそも人事がほとんどメモを取っていない

生々しい話かもしれませんが、恐らく「身だしなみ」「顔」「学歴」「態度」等を採点しているのだと思います。特に学歴に関していえば、A社は四季報によるとES通過率は良いのですが、グループディスカッションの次の選考から待合室では高学歴としか出会いませんでした。恐らく、ESで露骨に切るのではなく「グループディスカッションの実力不足で落ちた」と思わせるための作戦だろうと考察しています。企業として嫌われないために。

このような企業も中にはありますが、基本的には議論を重視している企業がほとんどですので参考程度に。

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まとめ

  • 採点者が人間である以上「実力があれば絶対に受かる」という論理は通用しない。ただ通過率を上げることは出来る。
  • ある程度の発言量があるから質が判断できる。
  • 曖昧を排除しなければ、まともな議論は絶対に出来ない。前提条件や定義をグループで共有しよう。
  • 読み込みの時間を大切に。メモは相手に説明することを前提に。有能のレッテルを貼ってもらうと議論の中心になれる。
  • GDのお題はただでさえ難しい内容。日常生活よりもゆっくり話そう。相手の理解速度に合わせて。そして大きな声で。
  • メンバーの発言を頭ごなしに否定しない。一旦相手の発言を褒めてから自分の意見を述べる癖を付ける。
  • 役割分担はしない方が良い。誰かが役割分担を提案してきたら笑顔で潰そう。
  • 早めに行ってメンバーと仲良くなろう。緊張がほぐれた状態で臨める。
  • 程よいジェスチャーは効果的。発言の妥当感を増し、話す速度の調整に役立つ。
  • 不親切な企業では、外見や学歴のスクリーニングだけのGDも無くはない。
  • GDは慣れ。志望度の低い企業で経験を積んでおくと本命の企業で安心。

 

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