基本情報技術者試験のおすすめ参考書や勉強時間、難易度を文系プログラミング未経験者が述べる【Java受験してみた】

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東京で一人暮らしをする早稲田大学生。来年からSE。
一人暮らしで得たライフハック、株やお金、ビジネスに関する話題が得意。特に就活に関して自信あり。レビュー記事以外は6000字以上が多いのでお時間がある時にどうぞ。

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なんとか合格。でも、思った以上に勉強したし、問題の相性次第では落ちていたかもしれない。

というのが率直な感想。

試験の形式や範囲、申し込み等、基本情報の基本情報に関しては参考書やネットに既に体系的な情報が散らばっているので省略します。

勉強時間

個人差はありますが、

勉強時間としては100~200時間が一つの目安だと思いました。

自分は就活の際にITパスポートを取得しましたが、その前提知識があるうえで参考書に50時間、過去問演習に20時間、Javaの学習に60時間は費やした気がする。

忙しさにもよるでしょうが、最低でも3か月前からは始めた方が良いでしょう。

ちなみにド文系がプログラミング言語を1から学習しようと思うとそれなりの覚悟が必要ですので、宗教上等の特別な事情が無ければ表計算の選択をおすすめします。もしSEなら仕事でExcelを多用するでしょうし。

おすすめの参考書と過去問題集

これに関してはレビューに絶大な自信があります。

というのも、自分で購入した後に内定先からも市販の参考書が配布されたため、ここで紹介する参考書2冊と過去問題集2冊の合計4冊を実物で持っているからです。全て分厚く、本棚を占領していていい迷惑。

参考書に関しては、こちらが断トツでおすすめ。

ページ全体の半分以上が絵で埋まっていることもあり、本屋さんでパラパラめくると内容が浅いんじゃないかと思われがち。ですが、実はかなり深く「なぜ?」という理屈まで説明されており、用語を単なる暗記で済ませないところが素晴らしい。

自分はもう1冊の参考書を一読してから取り組んだのですが「あの仕組みはこういう背景があったのか」と納得させられる内容が多かった。完全な初学者でもスイスイ読める親切設計。

唯一の弱点は、説明を手助けする謎のキャラのギャグが冷たいこと。それが説明に必要な例えならまだしも「お前何のために今喋った」とキレそうになるときもあった。たぶん、読み進めれば共感してくれると思う。

なお、このシリーズは応用情報技術者向けの参考書も販売されていますが、ほとんどのページが基本情報技術者と同じものであり、せいぜい150ページちょっとが新しく付け足された程度。将来、応用情報技術者の受験も視野に入れている人はこちらを購入するのもありかもしれません。

インプレス社が出版するこちらは、より教科書的な説明が多い。簡潔にまとまっていると言えば聞こえがいいが「初学者にとっては少し説明が足りなくないか」という項目が多々あった。値段はこちらの方が安いですが、個人的にはキタミ式を推奨します。先程も述べましたが、こちらを何回読んでもモヤモヤしていた部分がキタミで一発理解出来たという背景もあって。

 

そして、インプットと同じくらい大切なのがアウトプットの練習。参考書を理解した気になっていても実際に解いてみると細部までは理解していないことに気が付いた経験はありますよね。参考書で最低限の知識を得たら、ひたすら過去問演習をするのが効率的。過去問で有名な2冊を比較してみます。

こういうのはどちらかを勧めるべきなんでしょうが、細部まで見比べた結果、ぶっちゃけ本当にどちらでも良いという感想。「この問題の解説はこちらの方がわかりやすいな」というのが半分ずつくらいあるから一長一短。

2つとも定価が全く同じかつ構成も酷似している。お互い意識し合っているのか、どちらかがパクっているのか。紙面4回とPDF9回で計13回分という表記も一緒。そもそも過去問題はIPAの公式ページでダウンロード出来るので、計13回分という表記は不親切な訴求方法な気もしますが。2つとも解説もダウンロード出来る点は褒めたい。

 

何故かペンギンが参考書を抱えながら笑顔で焼き芋を焼いている表紙のインプレス社の方が、図での説明が若干多いなという印象です。もう1冊と比較すると説明口調も若干柔らかい。だが、紙質がタウンページ並みに悪いので神経質な人は気を付けた方が良いかも。

 

これまた何を意図しているのか不明なフランスのお洒落な運河とボートが表紙の技術評論社の良いところは、ハサミで切り取るタイプだが答案用紙が付いていること。紙の質がしっかりしていること。

問題の「初モノ」「頻出」「基本」の表記は2冊ともあるのですが、こちらのみ「難問」の表記があること。「もうどうせ出ないだろうし試験に合格することが目的なら解かなくていいか」と割り切れるのは地味にありがたい。ちなみにJavaの説明はこちらの方が理解しやすかった。

色々頑張って違いを探し出しましたが、過去問はそこまで神経質にならずに選んでしまって構いません。

午前問題

4択問題が80問。そのうちの60%すなわち48問の正解が合格点のボーダー。

午前に関しては、参考書をしっかりと理解して過去問を2回分も解けば簡単に合格点に達するのでは、というのが率直な感想。ただ、毎回10問程度は参考書でも過去問でも全く触れていない、IT業界の流行や日常にどれだけ敏感であるかが問われる問題が出るので注意。対策はしようがないが。

序盤で出てくる集合問題やビットに関する問題は解くのに時間がかかることが多いので焦りがちだが、知識問題はぱっと読んだだけで解ける問題も多いので、全体で考えたら試験時間には非常にゆとりがある。基本情報技術者試験では一定の時間が経てば途中退出できる制度がありますが90分で半分くらいは退出していました。自分は3人掛けの真ん中だったので隣の人が退出するまでぼけーっとしていましたが。

午後問題

午前とは比べ物にならないほど難しい。午前が解けるからと、午後の問題を見ずにノンビリしていると痛い目を見る。

午前もですが、気のせいか年々難しくなってきてる気がする。データベースなんかは過去問ではSQLの基本の使い方さえ知っていれば解けるボーナス問題が多かったですが、文法の細かいところを理解していないと解けない問題が年々増えてきていると感じました。

必須回答である問1の情報セキュリティは、公開鍵秘密鍵共通鍵の仕組みが問われる場合が非常に多いのでしっかりと理屈から叩き込んでおきましょう。この仕組みはビットコインにも利用されており、解説記事で軽く図説しているので参考にしてください。

ビットコインやブロックチェーンって何?仮想通貨の仕組みを図で解説。買い方を調べる前に読んで欲しい

2017.09.11

ネットワークは文系には抵抗感があるかもしれませんが、よくよく問題を読むと算数と読解力で解ける場合が多いのでおすすめ。そこまでネットワーク分野の知識が直結する問題は出ない。

プロジェクトマネジメントかサービスマネジメントのどちらか1問、システム戦略か経営戦略・企業と法務のどちらか1問が毎回出題されることが多いですが、簡単なので選択するべき。読解力さえあれば解ける場合がほとんどです。

アルゴリズムとプログラミング言語が非常に難しく、また問題との相性によって得点が不安定なため、安心して合格を狙いたいのであればここまでで50点/60点は過去問で安定して取れるレベルまで持っていきたいところ。

アルゴリズムは馴染みがない人が初めて過去問を解くと

女の子
控えめに言っても何をやっているのかわからない…

となります。僕はアルゴ無理ズムと呼んでいました。

コツとしては、

  1. トレースをする
  2. 時間をかけて1つずつ流れを理解する

プログラミング経験のない人からすると「無機質で意味の分からない文字数列」という負の感情しか湧かないと思いますが

女の子
文字列[]に例としてappleを当てはめてみよう

のように具体的に埋めて流れを考えると「この工程は何をやっているのか」という実感が湧きます。

湧かないとき、トレース自体が困難な時もあるから、その時は諦めろ

 

また、1回流れを追っただけでは何もイメージが湧かずに諦めてしまいがちですが、時間をかければ理解できる場合もあります。これはアルゴリズムだけでなくプログラミング言語も一緒。

問1から問7は12点満点×5問となっていますが、1問12分で解くことが出来ればアルゴリズムとプログラミング言語各45分ずつ割り当て可能精神論ですが、意地と根性で根気強く解くことが肝心です。

ド文系が勧めるJavaの勉強方法

「Javaって、パソコン弄っていると更新しろと迫ってくる謎のティーカップでしょ」という段階から、問題になんとか立ち向かえるようになるまでに40~50時間以上はかかります。

Progateという月額980円でプログラミングが学べるサービスを利用して基礎を身に付けた後、こちらの参考書で学習を進めました。

Amazonでの評価も非常に高くJavaを独学で学ぶなら非常に良書。600ページもありますが、文字の間隔は広いので想像よりは読み進めやすい。

さて、Progateで実際にプログラミングコードを打ち込みつつ600ページの参考書を読み進めた訳ですから、自信をもって午後のJavaの問題を解きました。

さっぱりわからないぞ。

知らない文法が出てきたので、どうやらまだ知識が足りていないみたいでした。スッキリわかるJava入門の実践編も購入しIPAの試験範囲と照らし合わせると、どうやら実践編のおおよそ170ページまでが範囲のようです。

何回か読み、文法を理解したところで

知らない文法は無いが、さっぱりわからないぞ。

 

 

というわけで、ここまで必死に勉強しておきながら試験本番は2問/7問のみの正解でした。

当然、試験中は

さっぱりわからないぞ。

 

試験後に2chを覗いたら「実務でJavaでコード書いているけど、よくわからなかった」と書かれていて笑いました。

さて、Javaを選択するかどうかは、あなたの判断に任せます。

まとめ

  • 3か月は余裕をもって学習を始めよう。ド文系が安心して合格を狙うのなら100~200時間が目安。
  • 午前だけ解けるからと安心しないこと。午後が本番。
  • アルゴリズムとプログラミング言語以外で9割を目指すこと。
  • アルゴリズムはトレースと、どれだけ時間を割けるかが鍵。
  • プログラミング未経験ならJava選択は覚悟をもって。

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