FOLIO(フォリオ)というテーマ投資証券会社をわかりやすく分析する。

FOLIOのテーマ株は数が多い

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東京で一人暮らしをする早稲田大学生。来年からSE。 一人暮らしで得たライフハック、株やお金、ビジネスに関する話題が得意。特に就活に関して自信あり。レビュー記事以外は6000字以上が多いのでお時間がある時にどうぞ。

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FOLIOを10秒で例える

女の子
株を始めてみたいけど、難しそうね。会社を選ぼうにも、上場企業って約3000社もあるんだね。
男の子
1社だけに投資するのは怖いから分散投資したいけど、僕の10万だと1社が限界だよ。
女の子
お菓子のアソートセットみたいに、小さい株の詰め合わせセットがあれば便利なのにね。

超大雑把にまとめてみました。大雑把すぎるので解説していきます。

普通に投資するのと何が違うのか

フォリオでえらべるテーマは、プロが選定した10社の有望企業で構成されています。10社にリスク分散させた投資をすることで、誰でも手軽に効率的な資産運用を楽しむことができます。

また、通常10社への分散投資は100万円〜1000万円程度の金額が必要となりますが、フォリオでは10社への分散投資が10万円前後で可能です。

FOLIOの公式サイトは非常にまとまっており、むしろ、まとまりすぎていて補足を補う余地がない。公式サイトを一読するだけで、ほとんど概要が理解できると思います。

今までネット証券会社の口座を開いたことがある人ならわかると思いますが、文章がごちゃごちゃし過ぎて理解が難しいのが一般的な証券会社。

FOLIOは視覚的に嬉しいデザインで、まるでお洒落な雑誌を読むかのごとく楽しませてくれます。ここまでユーザー目線の証券会社は、今まで見たことがありません。

 

話が逸れましたが、ようは低資金でも分散投資が可能であるということ。

さらっと述べましたが、従来の株式投資からすると非常に画期的です。例えば、誰もが知っている任天堂の株を買おうとすると2017年10月時点でおおよそ430万円必要。ソフトバンクだと90万円。この規模の大型株に分散投資するのは非常に難しい。

FOLIOなら、ポートフォリオに選ばれていることが条件ですが、大学生や新社会人には買いづらい高単価の株を少しずつ所有、なんてことが可能です。裏の事情は詳しく知りえませんが、恐らく相当な努力と工夫を凝らして10万前後で買えるというシステムを作っていると思います。

初めて株式投資を始める人に特におすすめ

男の子
とはいえ、「株の勉強をしよう」「自分自身で選んで投資をしたい」と思うなら個別株の方が良いんじゃない?10万円で買える株も探したらあったよ。

確かに個別株を選別する過程で、企業の価値、将来性、財務状況等を分析する必要がありますし、投資リテラシーが向上するのは間違いないでしょう。それは断言できます。

が、投資の世界は思うより甘くはない

初心者にとっては非常に難解な用語が無数に存在し、大多数がそこで脱落をするか、今も基礎が固まっておらずどうやら雰囲気でトレードしている様子の個人投資家もちらほら。

個人的な話になりますが、自分は大学生から投資を始めたこともあり、いわゆる若さゆえの柔軟性と好奇心が助けてくれましたが、それでも投資用語や考え方には非常に苦労して向き合いました。多くの投資関連の本も読み漁りました。1週間ずっとチャートや四季報とにらめっこした記憶もあります。それでもまだまだ勉強が足りていません。

難解な文章と向かい合った経験もそれはそれで楽しかったのですが、自分が今率直に思うのが

もし自分が投資を始めた時期にFOLIOがあったら、もっと気軽に投資の楽しさを感じられただろうな

ということ。

野心家
最終的には投資家になってやるぜ

と意気込む人にも、テーマ投資からステップアップしていくことをおすすめします。

「それでも自分はどうしても個別株から始めたい」と思う人もいるかと思います。自分で深く考え行きついた答えであれば無理に引き留めることは全くしません。

が、一応認識しておいて欲しい点があります。

それは、10万円前後で買える個別株は値動きが激しく、また、仕手に巻き込まれる傾向が高いということ。

仕手を簡単に説明すると「株価操縦を行い利益を得ようとするやつら」です。企業の本来の価値に関係ない値動きをする場合が多く、投資家同士の駆け引き、一種のマネーゲームのような動きになります。そもそもその株に仕手が絡んでいるかどうかも初心者には判別がつかないので、もし個別株から始めるつもりであれば、有名な大企業の株の購入から始めることをおすすめします。

ちなみに、自分はSBI証券マネックス証券に口座を持っています。

マネックス証券は口座を開いた当時のスマホアプリがポンコツすぎた以来一切利用していませんが、SBI証券は利用していて特に不満はないです。「ネット証券で口座を開くなら、とりあえずSBI」みたいな不動のポジションを得ていることもあり、SBI証券はメインの証券会社としておすすめ。ただ、のちに説明しますが、住まいの状況によっては少し手続きが面倒に感じられるかも。

女の子
ところで、投資信託とは何が違うんだろう?

正直、細かい違いですので初心者は深くまで理解する必要は無いと思いますが、あえて言うのであれば

テーマ投資は、あくまで利用者が直接証券会社から「個別の株のまとめ買い」をする。
投資信託は、販売会社を通して行われ、販売会社が投資家から集めたお金で運用会社がまとめて「個別の株のまとめ買い」をする。株を直接保有するのではなく、あくまで「投資信託の成果に応じた分配額を貰える」権利という表現の方が近いかも。

非常に難しいですね。投資信託の場合、直接私たちが株を保有しているわけではないのですね。

正直、自分自身も完全な理解にまでは至っておりません。とはいえ会社や社長のインタビュー記事のどこを探しても投資信託という表現は一切ないことからも、厳密に言えば「FOLIOのテーマ投資は投資信託ではない」ことだけは述べておきます。

投資信託は正直、投資経験者からしても難解な仕組みや説明が多いです。また、FOLIOと比較すると超分散投資型の商品が多いためテーマに投資するという感覚とはまた別物でしょう。これまた初心者にはFOLIOのテーマ投資をおすすめします。

実際にテーマ株を見てみる

先程もデザインを褒めたたえましたが、百聞は一見に如かず。実際に見てみましょう。FOLIOのテーマ株の例

このように様々なテーマが用意されています。これ以外にも、「人工知能」や「VR」「シェアリングエコノミー」など。「そんなの馴染みがないしもうちょっと日常に近いものを」という人に向けて「コーヒー」「テレビゲーム」なんてテーマも。

ちなみに相場の名言「国策には逆らうな」とありますが、国が「特にこの技術の導入を進めよう」とか「国のこういうところを改善しよう」という雰囲気を醸し出すと「お国が言うなら間違いない」と、こぞって投資家が買うので、株価が上がる傾向にあったりするんですね。全体的にキャッチフレーズの言葉のチョイスに絶妙な拘りが感じられて好きです。

今回は再生医療テクノロジーを説明の材料にしてみます。

FOLIOのテーマ株の再生医療

まず、パッと目に飛び込んできたのがカラフルな円グラフ10社がバランスよく組み込まれたようなテーマ株になっています。価格もちょうど10万円前後。

そして、左の説明文。

政府の成長戦略に盛り込まれ、市場規模が15年でなんと100倍まで成長することが見込まれる可能性も。

という内容。

凄くわかりやすいですね。

このように、買わなくとも雑誌のようにパラパラと眺めるだけで経済や市場の勉強になるのもまた一つの魅力です。

FOLIOのポートフォリオは優良企業で構成されている

自分はここで衝撃を受けたのですが、ポートフォリオに入っている企業は正直、かなりの時価総額を誇る企業ばかりです。皆さんがベンチャーと聞いて想像する「倒産か大成功か」のような博打系の企業はポートフォリオには一切組み込まれておらず、経営面で非常に安定した大企業ばかりで構成されているということ。

特に製薬系だと「赤字垂れ流し続けだが一発当てたら株価が爆揚がり」というハイリスクハイリターンの株も投資家から人気があるのですが、FOLIOでは「既に安定した経営をしている」企業しか組み込まれていません。むしろ、上場企業でもトップレベルの安定経営の企業ばかりです。

ですので、FOLIOは相当な安定型投資方針であるのではないかと個人的には感じています。運用期間の目安も1年からに設定されていますから、中長期目線の投資に向いているでしょう。

 

最後のグラフの日経平均株価と比べて欲しいのですが、相当動きが似ているのがわかりますか。安定型志向の人には嬉しいですが「ベンチャー企業の0から100への進化を見届けたい、ハイリスクハイリターンで投資をしたい」という人には不向きかも

ちなみに各テーマは更に、投資スタイルとしてバランス型、ディフェンス型、グロース型、バリュー型、の4つから選ぶことが出来るみたいです。

バランス型だとこう。

 

グロース型だとまたちょっと違う。

投資スタイルによって構成バランスが全く違う

バランス型とグロース型を比較してみたのですが、円グラフを見ると構成割合が結構違うのわかりますね。とはいえ正直、この仕組みはそこまで深く考えずに、個人的に好きな株があればそれを多く構成に含むやつを選ぶ、くらいのスタンスでオッケーだと思います。

ところで、注文に必要な額は「もし発注時に全ての株価がストップ高しても買える」額に設定されているので、実際に投資する額は「現在の価格」の方が近いでしょう。この場合、購入に99883円かかるケースは宝くじで1等を取るよりも確率が低いと思います。実際の購入額は現在の価格(この場合は82799円)±3000円以内に収まる場合がほとんどだと考えられます。

FOLIOでは定期的にリバランスを知らせてくれる

ちなみに、3か月に1回を目安に

FOLIO
購入時から株価の変動がだいぶ起こったみたい。バランスを直すお勧めをするよ。

と、運用のサポートもしてくれるようです。

社員の経歴が全体的に凄い

そもそも、国内でネット証券会社が設立されるのは10年ぶりの事らしい。

背景としては、金融業界は法律が複雑で厳しいがゆえ、ぽっと出のベンチャー企業がノリで「証券会社を立ち上げます」というには敷居が高いからでしょう。その上、競争が激しい小売りやIT業界とは違い、既存の証券会社は大きな変革を起こす必要がありませんでした。

 

そこに豊富な資金とテーマ株という斬新なアイデアを武器に、新たに参入した訳ですが、その参入したFOLIOの社員の経歴に驚いちゃいました。

いや、もちろん経歴が良ければ良いサービスを提供できるとは限らないことは100も承知ですし、学歴や社歴をどうこう述べるのは品が悪いのは1000も承知です。が、突っ込まずにはいられなかった。

就活生
ゴールドマンサックス、バークレイズ、日本最大級のハッカソンで最優秀賞、東大卒、日銀、マッキンゼー、リーマンブラザーズ、ドリームインキュベータ…

社員紹介の経歴欄をぱらぱらと眺めてこんなに出てきました。控えめに言って経歴がバグっています。この規模の会社でこのレベルの経歴を平然と持ちまくる組織は日本でこの会社だけだと思います。

という話だけで終わるのも勿体ないので、これが何に繋がってくるかについて述べます。

当然、証券会社を立ち上げたのには当たり前の理由があって、社員の経歴としては特に証券系に強い人が多いです。一流企業で長年現場に携わっている方も多いので、銘柄の選定には強いはず。

こちらの記事によると「アルゴリズム6割、人の手4割」での運用とのこと。

アルゴリズムという言葉をそのまま受け止めると機械が自動で運用してくれるように思えますが、「AしたらBする」というアルゴリズムを実際に設定しているのは、システムエンジニアと証券経験のあるメンバー。機械の動きの質だって、手掛ける人間の知見によりけり

つまり、テーマ株のポートフォリオの質は運営者に左右されるということ。

ですので、経歴が凄いことは運用にあたっての1つの選択の基準決めにも繋がります。運用者の顔が見えることは非常に大事。

手数料が安い

FOLIOは業界最低水準の手数料

とんでもなく安いまでは言いませんが、比較的に安いです。10万円だと税込み540円の取引手数料。0.5%という設定は単元未満株を扱っている証券会社とほぼ横並びの手数料です。

逆に言えば、運用のサポートまでしてくれてこの手数料は非常に良心的。また、自分で計算しやすいのも嬉しいポイント。従来の証券会社の提供する投資信託の場合、運用手数料やらなんやら細かく分けられていて、いくらかかるのか非常に計算しずらい。「これだけかかるのね、了解」と納得して投資できるので親切設計。

「FOLIOの開設に苦労するなら株式投資はムリ」レベルに洗練された口座開設手続き

口座開設の手続きがよくわかんねえ

これが従来の証券会社の口座を開いたときの自分の率直な感想。

必要な書類が多かったり、要項の字が細かく読みづらかったり、文体が固すぎて日本語として理解しにくかったり。

 

その中でFOLIOは良い意味でかなり異質

FOLIOの開設方法を公式ページから持ってきました。

口座開設の流れ 口座開設にはマイナンバーカードが必要

流れが非常にわかりやすい。

また、露骨に印を付けた簡易書留のオレンジ。これが特に大学生同居人はいるが自分は残業が多く郵便を受け取れる時間に滅多にいないサラリーマンにとって、どれだけ素晴らしいことか説明したいと思います。

追記

調べたら簡易書留を利用している他の証券会社(楽天証券とかGMOクリック証券とか)は多々ありましたので、あくまで+αとしての良いところという紹介に留めておきますね。とはいえ、簡易書留+流れがスムーズもあってFOLIOが断トツで口座開設しやすい

例えばSBI証券の場合、オンライン口座開設と郵送口座設の2種類の方法が用意されています。

が、オンラインでの口座開設は本人限定受取郵便を受け取らないと口座開設が完了しないので、住民票を移していない大学生はわざわざ実家に帰って郵便局の人から直接受け取る必要があります。また、残業の多いサラリーマンだと受け取り可能時間(本人限定受取郵便は宅配便と同様に時間が選べますが最も遅くて19-21時)に間に合わない場合も多いでしょうし、そもそも配達希望日・時間帯にいるとも限りませんよね。ただ、早いと数日で口座開設が出来るので、そこは良いところ。

郵送での口座開設の場合は少し流れが違いますが、どちらにしろ、書き込んで送り返さないといけない書類が実家にしか届かないので、実家に帰るか、お母さんに「中身だけを封筒に入れて、こっちに送ってきて」と手間をかけさせるしかありません。サラリーマンは、こちらの方法なら特に問題はありません。こちらは書類が「来て送って再び来る」ので少し時間がかかる。送り返す書類にハンコを押した記憶もありますし、そもそも書類を手書きは大変ですね。

一方、FOLIOの場合、簡易書留なのでその住所に住む人なら誰でも受け取れるのでなんとかなります。

ごちゃごちゃ言ったけど、「FOLIOで口座開設を挫折するなら、そもそも株式投資は諦めた方が良い」ってくらい洗練されているということ。わざわざ解説する必要すらなかったから、とりあえず開設してみて欲しい。

ぜひ、FOLIOの公式サイトから口座開設してみてください。ちなみに申し込みから利用開始可能までは2週間見積もっておきましょう。

最後に当たり前のことを書きますが、投資は投資です。元本が保証されているわけではないので、自己責任で投資を行いましょう。

今現在(2017年10月時点)でFOLIOはαバージョンでの公開となっています。

情報が手に入り次第、随時更新していきたいと思います。

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東京で一人暮らしをする早稲田大学生。来年からSE。 一人暮らしで得たライフハック、株やお金、ビジネスに関する話題が得意。特に就活に関して自信あり。レビュー記事以外は6000字以上が多いのでお時間がある時にどうぞ。