FOLIOのテーマを分析するのに役立つ、基本的な株式用語を解説してみる

FOLIO
自分の経歴と得意分野

東京の下町で一人暮らしをする早稲田大学卒のシステムエンジニア。
一人暮らしで得たライフハック、株やお金、ビジネスに関する話題が得意。
カフェが大好き。文鳥はもっと大好き。

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「FOLIOのテーマ投資をもっと楽しく選べるように」基本的な用語をわかりやすく説明してみる

僕

せっかく、完全にロボに任せる「おまかせ投資」ではなく、自分で決める「テーマ投資」を選んだのだから、もう少しワクワクしながら投資したいよね。

という訳で、

 

僕

自分が投資に「ワクワク」する瞬間(した瞬間)って何だろう

と考えて振り返ってみたのですが、

僕

それは「新しい発見をした瞬間」なのではないか

と率直に思いました。

変なアドレナリンが出るんですよね。成長した感と言いますか。

で、自分が投資を始めた頃に一番楽しかったのは株式用語を学んでいく瞬間だった気がします。

僕

株式用語知ってる自分かっこいい感が堪らないんですよね。

また「わからないがわからない」からの脱却は、物事全てに共通する大切な事。

自分で考えて投資できるようになるためには、「まず基礎的な用語がわからねば楽しくない」、という事でFOLIOに出てくる基本的な株式用語を、ただ単に暗記するのではなく、理屈からわかりやすく説明していこうと思います。

用語の解説はなるべく一般的な解釈を心掛けています。
が、用語なんてものは、投資家の視座(根本となる考え方)によって全く違う説明がなされる事も多々あるため「あくまで個人的な考え」として受け止めてください。

日経平均株価

僕

FOLIOではテーマ株の動きを日経平均株価と比較していますね。

「日経平均株価」は良くニュースで耳にすると思いますが、東証1部約2000企業の中から日経新聞社が選んだ225銘柄の株価をもとにしたもの

どれも日本を代表する、もし潰れたらニュースで騒がれ日常生活にも支障をきたすレベルの有名企業で構成されており、ある意味、日本の景気を示す1つの指標として扱われています。

ただ、例えばユニクロで有名なファーストリテイリングや、ソフトバンクは日経平均株価への寄与度が高く、多少の変動で日経平均に大きな影響を与えるため、「指標としてどうなのでしょう?」という議論もあるとか無いとか。

東証

僕

株価のニュースの場面でよく出てくる、どでかいディスプレイに株価がくるくる回りながら、下ではディーラーっぽい人が慌ただしく仕事している、あそこ。
茅場町、日本橋付近にあります。実際に建物の目の前通った事あるけど、意外とこじんまりとしていたよ。オフィス街だからかな。

東京証券取引所を略して、東証。

勘の良い人ならわかると思うが、名証(名古屋)、福証(福岡)、札証(札幌)もある。

ただ、上場企業のほとんどは東京証券取引所に上場しており、地場企業以外は基本的に東証へ上場する風潮ある。

 

以下、FOLIOのテーマの企業詳細ページを参考に用語の説明をします。

時価総額

企業が発行する株式総数×現在の時価

で計算されます。

例えば株式会社Aの発行総数が100万株、現在の株価が4500円/株だとすると時価総額は45億円になる。

あなた
あなた

これって多いの?少ないの?

個人的な印象
(時価総額だけの物差しで企業を図るのは暴力的だと思っているので、あくまで目安)
100億…ベンチャー。一般人はまず知らない企業が多い。場合によっては結構シビアな経営を強いられている場合が多い。
1000億…それなりに安定した母体を持っている印象。
5000億…大企業。BtoCのビジネスを展開している企業なら、まず間違いなく一般人でも知っているはず。
1兆…日本屈指の大企業。業界ではトップレベルの立ち位置なはず。ZOZOはここら辺。

参考程度に、2018年11月時点で日本最大の時価総額トヨタの22兆円

僕

バグってやがる…

ちなみに、2018年11月時点での世界の時価総額ランキングトップは、皆も大好きAppleの約110兆円

僕

バグってやがる…

時価総額とは、ある意味、投資家からの会社への期待を数値化したものかもしれません。

とはいえ、時価総額が大きければ必ずにも儲けている、会社が安定しているとは言い切れません。「あくまで傾向がある」という表現に留めておきます。

例えば創薬ベンチャーは赤字続きでも時価総額が非常に膨れ上がっているケースが多いです。

創薬は、顕微鏡を覗いてから実際に医薬品が一般に出回るまで10年という長い研究期間と莫大な研究開発費が必要な反面(新薬の開発の成功率は1/30000とも言われています)、1つの新薬が完成した際には非常に大きな利益が生まれます。

ですので、投資家が

人事
投資家

今は赤字でも将来は爆発的に利益が伸びるぞ

と期待し、その期待が時価総額に反映されるのです。

時価総額の単位について

僕
当時の僕

0が何個かわかんねえ。

0が増え過ぎると、いったいいくらかわかりにくいので、投資の世界では「百万円」の単位で区切ることも多いです。つまり、

僕
当時の僕

逆にわかんねえ。

自分も株を始めたころには「これなら普通に書いてくれた方が数えやすいんだが」と文句を言っていましたが、一度読み方に慣れるとこっちの方が楽です。

コツとしては

下二桁目の左にコンマを付けて読むこと。

するとこうなる。

 

僕

わかりやすくなったね。個別株投資を始めるときとか、凄く役に立つかも。

配当利回り

株には配当金という制度があります。

年に1回か2回、

人事
社長

投資してくれている株主マジ感謝

という形で株主還元を行う制度です。

例えば、配当利回りが3%で、配当額決定時の株価が4500円の場合、1株につき135円が振り込まれます。一般的には0%から4%の会社が多い。(業績が悪い企業は無配のところもある。分配している場合じゃないから。)

あなた
あなた

この企業、利益出ているのに配当0%なんてケチな会社だな。

必ずしもそうとは限りません。

というのも、基本的に配当金は利益から分配されるため、逆に言えば企業が自由に使えるお金は減ります。

ベンチャー企業なんかは、

人事
イケてるベンチャーの社長

配当金で分配するよりも、そのお金を自社の投資に回した方が最終的には会社の成長(株価の上昇)という形でインカムゲインで株主に還元できるのでは。

と考えるため、あえて0%の方針を取る会社もあります。

PER

○○倍

と表現されます。PERの算出方法は、

株価÷1株当たりの当期純利益

で計算されますが、これだけでは少し理屈がわかりづらい。

この計算式ですが、一旦大きい目線で見れば、

時価総額÷当期純利益

と同様の意味。

時価総額100億円当期純利益が5億円の会社AはPER20倍という事になります。

極端なたとえ話、あなたがA会社の株を全て買い占めたとしましょう。

時価総額100億円という事は、100億円で買収すれば会社を完全に所有出来る訳です。(実際にはこんなに単純では無く、もう少し高くなりますが、一旦置いておいて)

そして、毎年5億円の利益が生まれるわけです。

という事は、あなたは20年で元が取れるわけですね。

僕

…PERってどういう意味なのか、なんとなく理解できましたか?

PERを分析すれば、投資家がその企業をどのように認識しているか、なんとなくわかります。

PERが100倍とか一見割高に見えるのに株価が上がり続ける現象はベンチャー企業にありがちで、例えば、2018年時点で時価総額100億円で1億円の純利益でも、2年後の2020年に5億円の純利益に成長すればPER20倍で、将来性まで考えるとそこまで割高とみなされない場合も。

一攫千金の製薬ベンチャーとか特に顕著にPERが高いです。

逆に、鉄鋼産業とかは安定産業で、2年後急に利益が5倍になるなんて現実的ではないですから、PER10倍前後で落ち着いている企業も多いです。

このように、PERは業界や状況にもよるため、PERの適正水準は一概には言えません

 

また、株主構成にも注目が必須。

例えば、親会社が存在しており、50%の株を保有している場合。

スーパーのりんごで例えてみましょう。

スーパーに並ぶ10個のりんごのうち5個は既に「一生手放さないぜ」と予約済みの札が掲げられているため、実質供給は5個分。

この場合、PERが多少割高でも、投資家からは「普通」とみなされることもあります。

僕

指標を使いこなるのって難しいね。

PBR

PERと同様に

○○倍

と表現されます。

こちらの計算式は、

株価÷1株当たりの純資産

です。

時価総額÷純資産

と同様です。

純資産とは、簡単に言えば会社そのものの価値であり、極端に言えば

人事
社長

ちょっくら、今から会社の資産全部現金に換えてくるわ

で手に入る現金だと思って下さい。

例えば、時価総額が100億円で、純資産が50億円の企業Bの場合、PBRは2倍になります。

僕

この場合、株式市場では「会社の本来の価値(50億円)以上に価値が高い(100億円)」と評価されているわけですね。

PBRは低いほど割安と表現されることが多いですが、1倍を下回る企業は色々と懸念点があります。

というのも、時価総額が100億円で、純資産が200億円の企業Cの場合、PBRは0.5倍になるわけですが、

つまり、

人事
悪い投資家

100億円かけて強引に完全買収した後に企業の資産全部を売ってしまえば、100億円の利益が出るじゃん。

 

という事にも繋がりますよね、極端な話。

実際、このような事例というのは現実として過去にもあり、PBR0.5倍という事は「株式市場に企業の魅力を全く伝えられていない→その結果、望まない買収をされる可能性」という、「低すぎても…」という指標だと考えられます。

ファンダメンタル分析

僕

ざっくり言えば、企業の将来性等の観点から投資分析する方法。

FOLIOのテーマ投資も、1テーマ毎に、将来的に成長するであろう厳選10を凝縮していることからも、ファンダメンタル分析と言えるでしょう。

先ほど述べたPERやPBRもファンダメンタル分析の一つの材料に。

テクニカル分析

僕

「チャートが表示された大画面を何個も見ながら…」という、世間一般が想像する「THE 株で生計を立てる人」、デイトレーダーに近いイメージ。

僕

株価だけでなく、補助線がいっぱい引いてあったりする上の図のイメージ。

数十年前から金融工学等を極めた偉人が様々な指標分析法を生み出しては色々な名前を付けるので、無数にある。

人事
投資家

自分はボリンジャーやMACDと相性が良いけど、一目均衡表はあんまり参考にしないんだよね~

とか、人それぞれ使いやすい指標とかがあるらしい。

僕

ファンダメンタルとテクニカルを上手に組み合わせて使える人は凄く羨ましいね。

ROE

力尽きたので、というかFOLIOでROEに関するテーマがあるので、こちらをご参照ください。

「高ROE」に投資する | テーマ投資のフォリオ
株式投資において多くの指標があるなか、いま多くの投資家が注目するのが「ROE」の数値です。投資家からの注目度が熱い「ROE」 ROEとは、「当期純利益 ÷ 株主資本 × 100」(%)で計算される株主資本利益率(Return On Equ
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