飲食バイトは辛いのか。メリットやデメリット、大学生と高校生がホワイトバイトを選ぶ観点を考える

ABOUTこの記事をかいた人

東京で一人暮らしをする早稲田大学生。来年からSE。
一人暮らしで得たライフハック、株やお金、ビジネスに関する話題が得意。特に就活に関して自信あり。レビュー記事以外は6000字以上が多いのでお時間がある時にどうぞ。

スポンサーリンク













あなた
高校生、大学生になったからにはアルバイトをしよう

そう思ってバイト探しを始めたあなたは

あなた
なんだか、飲食店の募集が多いな

と思ったはず。

皆さんの飲食に対するイメージはどうでしょうか。忙しい?ブラック?

今回は大学在籍中に働いた「日帰り温泉施設のホール」「個人経営の和風カフェ」2つの飲食店での体験をもとに感じたことをまとめてみました。

飲食バイトのメリットやデメリットに関して

基本は忙しい。混むときは超忙しい。暇なときは本当に暇。

飲食店は基本的にどこも同じなのですが、お客さんの入りが、日によって時間帯によって天候によってバラバラなため、忙しい時間と暇でやることがない時間のギャップが激しい

皆さんもお客さん側として身に覚えがありませんか。入店した時はガラガラだったのにお店を出る際には店員さんが忙しさのあまり会計に時間がかかってしまった経験。

実は経営者側としても一番苦労する点が、その日の客足を読むのが難しいことだとも言われています。

自分自身の経験としても

夕食時でシフトに5人も入っているのに何故か今日はお客さんが来なくて店員同士でひたすら世間話している。
雪降ってるし暇もいいところ。潰れないか、このお店。

な時もあれば、

普段は混まない時間だから店員が少ないのに満席。そういう時に限ってレジが故障したりする。あかん、死ぬ。

放心状態で帰宅するときもありました。

 

とはいえ、基本的にそれなりに忙しいのが飲食店。少しだけ経営者目線のビジネスについて話させてください。

例えば、餃子の王将は全店で750億売り上げて40億の純利益(2016年)を出しています。人件費、材料費、家賃、広告費、税金、その他諸々を考えると、750円のラーメンを売り上げてようやく40円が懐に入ってくる計算。餃子の王将はピークの時間に訪れると非常に賑わっている様子が伝わってきますが、意外とシビアに経営していることが理解出来ると思います。

皆さんも、新しくオープンしたお店が物凄い速さで潰れて何事もなかったかのように別の店になっている様子に驚いた経験はありませんか。つまり、暇そうにしているお店は基本的には潰れる運命にあるということ。よって、飲食バイトは基本的にはそれなりに忙しいと言い切っておきます。

店長によって当たり外れが大きい

これは、バイトに楽しさを感じられるか、長く続けられるか、の大きな要因になります。

自分が初めてバイトをした際は「バイトは楽しいもの」という楽観的な考えで臨んだので、店長の考え方とのギャップに驚きを感じました。

初のバイト出勤で締め作業を1人で突っ込まれていたり、熱でバイトを休みたいと電話したら「変わりが見つからないんじゃ出るしかないよね。うん。」と冷たい口調で言われたり。ちなみに、その店長は不倫で左遷されました。

次に来た店長は優しく、法律的にはむしろ当たり前なのですが、熱が出て相談したら店長も代わりを探すのを手伝ってくれたり、冗談が面白く気さくな人で、忙しい時にも苛立ちを見せずに冷静に指示をしてくれました。

 

思い返してみれば、性格の悪い店長の際には

出勤したくない…

気分がどんよりしていました。特にバイトが午後からだと午前中から憂鬱で友人との会っても心から楽しめなかったり。

店長は基本的にはほぼ毎日出勤していますし、立場上、従うべき存在がゆえに

店長が悪いのに…

と思っても立場上文句も言えないのはストレスが溜まる原因。

店長の性格、人格が優れているお店は、従業員のストレスも溜まらないのか、優れた人には優れた人が集まってくるのか、みんな優しい人が多かったです。

まかないと社割、個人経営店とチェーン店との違いについて

まかないという響きだけで生きていける気がしたよ

まかないという響きはロマンに溢れますね。

まかないと社割には厳密には大きな違いはありませんが、一般的な文脈だと「まかないはタダ」「まかないは個人経営店」「社割は割引」「社割はチェーン店」というニュアンスで使われることが多いです。とはいえ、自分のバイト先では「一律300円のまかない」という表現を使っていたので絶対的な辞書的違いは無いです。

飲食バイトは社割がきくところが多いですが、まかないや社割の度合いはお店によって異なります

自分が働いていたチェーン店は3割引きでした。言うほど安くならない上、忙しい時に頼むと厨房から殺意を向けられるので、滅多に利用しませんでした。もう一つのバイト先である個人経営の和風カフェでは、逆に7割引き程度でまかないが頂けましたのでバンバン利用していました。

個人的な考察ですが、誰もが知っている有名なチェーン店になればなるほど、社食に期待は出来なくなるのではと考えます。

というのも、全国で有名なチェーン店は味も接客も仕組みも、とにかくマニュアル化が進んでいるから。巨大なチェーン店では、店長の権限では融通が利かせられない場合も多く、独断で賄いを作ると本部に怒られてしまう。特に上場している企業の場合、出来るだけ経費削減を成功させ有能な経営陣だと株主にアピールしなくてはなりません。また「廃棄分なら食べても良いよ」というルールを作ってしまうと、わざと失敗してタダで食べようとするバイトが出てくる恐れがあることも理由の1つ。

あくまで社食というのは働く人への+αとしての福利厚生ですから、わざわざ破格やタダの社割を用意するチェーン店は滅多に無いでしょう。

 

逆に個人経営者だと緩い場合が多いです。

個人経営の場合、当然の話ですが店長が独断でアイデアを形にできるため、チェーン店には無い柔軟な融通を利かせらます。

自分自身の経験として、物凄く忙しかった日には頑張ったねと奢ってくれたり、「ライバル店を調査してきて欲しい」と美味しいデザートを食べるだけで領収書を切ってくれたり、年末には店を閉めてお疲れ会を開催してくれたり。

個人経営の居酒屋でバイトしている知り合いは

知り合い
お客さんも地元の人ばかりだから仲良し。ドジしてもクレームなんて一切ないし、お酒飲みながら接客したりしているよ

と、とても羨ましいことを発言しやがっていました。

もちろん、個人経営店全てが自由な訳ではなく、店長がケチで性格が悪い場合、理想とは異なるでしょう。

スポンサーリンク

時給は良い場合が多い

都道府県の最低賃金によって大きく異なります。

東京都内の場合、基本的に1000円を超えることが多いです。また、22時以降は基本時給の25%増しが法律で決められているので、1250円を超える場合が一般的。18歳未満は法律の関係で22時以降のバイトは禁止されているので、高校生はしないように。店長から働くように要求された場合、親に相談しましょう。

あなた
やっぱり、時給が高いということは忙しいんだよね?

確かに「飲食バイトは忙しければ忙しいほど時給が高く設定されている」という理論は間違いではないです。なぜなら「忙しいのに時給が高くない」なんてお店にはバイトが集まらないし「割に合わない」とすぐに辞めてしまうから。

とはいえ逆に「時給が低いなら楽だ」という発想は、それはまた違う話。

なぜなら、カフェやレストランなどのお洒落な飲食店は人気なため、多少時給が低くても集まるから。

例えばスタバは、働くことが一種のステイタスや憧れの部分も多いです。その証拠にスタバは求人サイトにほとんど掲載されません。求人サイトに掲載しなくとも、店舗に募集の張り紙をしていれば自然と応募が来るから。

お洒落でキラキラしたイメージがあるとはいえ、働く知り合いに聞くと忙しそうではあるなと感じますし、実際に店員さんを観察していると大変そうだと感じます。

 

また、初めに述べましたが都道府県によって時給が大きく異なります。

例えば東京での飲食店は最低1000円はあるところがほとんど。しかし、同じ首都圏でも、神奈川、埼玉は時給ががくっと下がります。

だからといって、忙しさには全く違いがありません。個人的にはむしろ、郊外になればなるほど店内が広くなり、覚えなくてはいけない席番号が増えたり、無駄に歩き回る必要があることを考えると、東京でのアルバイトの方が好きでした。

ちなみに、雑貨店やアパレルと比較すると、飲食のアルバイトの時給は高めに設定されています。

バイト後には飲食店特有のにおいが付く

厨房では油を使った料理。ホールではタバコのニオイ。当然、色々なにおいが付くわけです。自分は和風カフェで禁煙かつ厨房に入らなくとも、何故か微かに飲食店特有のニオイが付いた記憶があります。当然、バイト着には着替えて働くわけですが、に染み付きます。

「後は帰って寝るだけ」という日なら問題はないのですが「これからデート」「友達と遊びに行く」なんて日には注意が必要。

世の中の縮図を知れる

飲食バイトを経験すると、良い意味でも悪い意味でも、世の中には凄い人がいると身をもって実感出来ます。

巷ではブラックバイトという単語が一般化していますが、自分の初めてのバイトは多少ブラック寄りだったかもしれません。

店長が嫌な奴で、いつもより異常に忙しくて仕方のない残業の際にも「君の動きが遅いからでしょ」と言わんばかりで、残業記録を勝手に揉み消されていました。残業が少ないと、上から褒められるからだそう。知り合いのバイト先では、グラスを割ると店長が罰金を取っていたそう。もちろん両方とも違法です。世の中には優れた大人もいれば、いつまでも精神年齢の変わらない、後先考えないような大人もいるのだなと感じます。50代の研修中の方にグチグチ文句を言う30代のバイトリーダーもいましたし、悪口言い合いのパートもいました。

また、とんでもない過度な要望をしてくるお客様の存在も衝撃的でした。

セルフサービスにも拘わらず「人数分お水を取ってきて」とか、チェーン店にも関わらずメニューには無い物を作ってとごねる人、7割ほど食べた後に「これ美味しくない」と返金を求めてくる人。高級料亭ならまだわかりますが、ファミレスやファストフードに何を求めているのでしょうか。実際に働く側に立ってみることで、店員さんに優しくなれます

もちろん、逆に優しいお客様も沢山いらっしゃいます。こちらのミスにも関わらず「大丈夫だよ。お仕事頑張ってね」と笑顔で声をかけてくださったり。

辛いことも多いですが、飲食店でのアルバイトは世の中の縮図を知れて良い部分だったなと思います。

スポンサーリンク

ホワイトバイトを選ぶなら

どうせ忙しい飲食店で働くならホワイトなバイト先が良いですよね。ホワイトの定義は色々考えられると思いますが、ここでは「人間関係が良好なので多少忙しくても耐えられる」と、かなり大雑把な前提条件とします。

オープニングスタッフがおすすめ

いわゆる「新規オープンするので初期メンバーを探しています」という意味。

この「初期メンバー」であることが大きな意味を持っています。

例えば、長いこと経営しているお店には「バイトのボス的存在」が必ずと言っていいほどいます。つまり、長年続けているために先輩風を吹かせている人の事。なかには、経験のために頻繁に店舗を異動する正社員よりも現場の事を知っているがために、その人の気を損ねないように気を遣う社員さんもいます。下手に店を辞められるとお店が回らなくなってしまうので。

入ったばかりの自分と比較すると当然、年数的にも大先輩ですし、悔しいことに仕事も全部知っています。その人の性格や面倒見が良い人ならむしろ働きやすいのですが、先輩としての地位を武器に偉そうにしたりグチグチ言ってくる人がいると「ああ、今日あの人いるからバイト行きたくない」と憂鬱に。自分は初めてのバイトで実際にこの場面に遭遇したので、2個目のバイトはオープニングスタッフを選びました。

オープニングスタッフの場合

全員が1からスタートであること

先輩がいないこと

が大きなメリットとして挙げられます。

もちろんチェーン店の場合は、オープンまでの研修は他店の場合が多いですが短期間なので我慢。ちなみに余談ですが、自分は一度「オープニングバイト荒らし」に遭遇したことがあります。先程の「バイトのボス的存在」を狙うプライドの高い人だったのですが、普段からオープニングスタッフしか狙わないと言ってました。当然の如く、数か月で辞めて新しくオープンした飲食店に移っていきましたが。

このようにオープニングスタッフは人気が高いため、ただのリニューアルオープンをオープニングと表記している求人サイトも多く注意が必要

チェーン店か個人経営店か

先程まかないについてはチェーン店と個人経営店の違いを述べましたが、この項目では「働く」という面に重きを置いて考察していきます。

皆さんが飲食バイトを探す場合、大多数の人は求人サイトを利用するでしょう。そこで恐らく

あなた
チェーン店の掲載ばかりだなあ

と感じると思います。

なぜなら個人経営店は求人サイトで募集しないケースが多いから。直接店に行くか、企業のHPから連絡するしか方法が無い場合が多い。

というのも、求人サイトに情報を載せるには掲載料がかかるからです。「掲載費なんて、たかが知れているだろう」と思うかもしれませんが、実は万単位の費用。有名求人サイトの場合、一週間の掲載で3万、上位に掲載しようと思うと20万が普通。ネットの求人サイトに載せられるのは、何店舗分もまとめて募集でき、金銭的に余裕もあるチェーン店が多いのです。

チェーン店のメリットは

給料の管理等は比較的しっかりしているところが多い

シフトに入れる日数が少なくても雇ってもらいやすい

何のバイトをしているか友人に説明しやすい

引っ越し等で働けなくなっても同系列店で即戦力として雇ってもらいやすい

が考えられます。一方で

慣れない系列店にヘルプとして行かされる場合もある

クレーム対応やマニュアルには厳格に従う必要があり、柔軟性に溢れる接客がしたい人には不向き

という点も。

個人経営店のメリットは

店長の「余ったから持ってけ」「今日は忙しかったから給料ちょっとおまけ」的なサービスや賄いの融通が効きやすい

「君のアイデアで新商品作ってみようか」など、店づくりに関われる範囲が広い

など。一方で

週5程度で入れないと雇ってもらえないところも多い

バイトの人数が少ないので同年代の友達を作りにくい

がデメリットとして挙げられるかも。

とはいえ「チェーン店だからこう、個人経営店だからこう」とは一概に言えない場合がほとんどですので、鵜吞みにせず、あくまで傾向として考えてください。

自分が働く時間に偵察に行く

これは自分の実際の経験談。

ある飲食店に夜10時頃に行ったところ、店員さんが凄く和やかに談笑していたので

このバイト先なら、忙しいのが苦手な自分でも働ける

下心満載でバイトに応募。

が、実際に自分がシフトに入る土日の18時は激込み、まるで別物。とても辛い思いをしたので、自分が実際に働く可能性のある時間帯に覗き込むことが重要です。

朝から晩までやっている飲食店やコンビニは時間帯によって働く人も全く違います。自分は朝番の人とは話したことがありません。開店のための準備の方法も知りませんし、同じお店だとしても時間帯によって仕事内容が全く変わるところも多いです。実際に働く時間を偵察、贅沢を言うなら平日か休日かも考えつつ偵察してみましょう。ちなみに自分は偵察中にバイトをめっちゃ怒鳴る店長を目撃したおかげで、そのお店への応募を避けることが出来ました。めでたし。

高級店で働く

飲食店の面白い特徴ですが、高級店になればなるほど当然求められる接客スキルが高くなる一方で客層が良くなる傾向にあります。

冒頭で述べましたが、飲食店は薄利多売。当然、人件費は最小限に抑える必要があるため、単価が安いお店では特にギリギリの人数でお店を回しています。料理の提供時間も時間がかかり、接客も雑になってしまい、また客層も良くはないのでクレームも多く心が疲労します。自分のせいではないにも関わらず。

一方で、高級店では料理だけではなく接客や空間も付加価値として売っているため、ある程度は人件費にも力を入れています。また、全員とは言いませんが、高級店に来るお客様は比較的に民度が高い傾向にあるため、多少のミスであれば笑顔で「大丈夫だよ」と許してくれる場合が多いです。また、まかないが美味しかったり、接客スキルが身に付くことは嬉しいことかもしれません。

まとめ

  1. 飲食店でのバイトは基本的には忙しい
  2. 店長の性格によって働きやすさが大きく変わる
  3. チェーン店より個人経営の方が、社食は手厚いかもしれない
  4. 都内は時給1000円超えが多い。「時給が低い=忙しくない」は間違いだが「時給が高い=忙しい」はだいたい合ってる
  5. 世の中ヤバイ人が意外と多くてショック受ける
  6. オープニングスタッフは人間関係で苦労しにくいからおすすめ
  7. 個人経営店で働きたいのなら、求人サイト以外の手段で探すしかない
  8. 自分が実際に働く時間に偵察に行くのが良い
  9. 高級飲食店で働くのも良い経験かもしれない

スポンサーリンク










ABOUTこの記事をかいた人

東京で一人暮らしをする早稲田大学生。来年からSE。
一人暮らしで得たライフハック、株やお金、ビジネスに関する話題が得意。特に就活に関して自信あり。レビュー記事以外は6000字以上が多いのでお時間がある時にどうぞ。