Aimer(エメ)の「カタオモイ」の歌詞の意味を解釈してみる。切ないメロディと反して結婚ソングではないか

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僕

曲のタイトルが「カタオモイ」。そしてメロディもどこか切ない。でも歌詞では『Darlin 夢が叶ったの「愛してる」』と幸せ感も漂っている。どちらなんだ?

この間、エメのカタオモイを身内のライブで演奏する機会があったのですが、「女性が主線で男性の僕がハモリを入れるなら、歌詞の意味的にどこが妥当か」を考えるにあたって、曲の解釈にひたすら悩んだから共有したいと思います。

結論から言えば、

僕

「カタオモイ」という曲は、少し哀愁漂う切ないメロディと相反して、実は両想いで幸せ溢れる結婚式当日の情景なのではないか。

と考察しています。

以下順に、この解釈の根拠の説明が必要な部分だけ抽出して歌詞を追っていきます。

 

まず、一人称が「僕」であるにも関わらず、「ねぇ Darlin」と呼びかけている点は矛盾ではない

日本人の中には一瞬何かしらの矛盾を感じる人がいるかもしれませんが、日本語で「ダーリン」と表現した場合「女性が愛しい男性に送る」というバイアスがかかっている背景があるからでしょう。

しかし、実際には「Darlin」は英語圏では女性にも男性にも関係なく使われる愛称ですから、実は一人称が「僕」である事との矛盾はありません。

また、そもそもの話、歌詞では「僕」と表現がされていますが、男性であるとの断定はできません

音楽を作る側の話になりますが、作詞家は歌詞の意味だけでなく「音韻」の部分にも気を使う必要があります。つまり、歌いやすさとメロディへの配慮です。

「僕」は2文字ですが、「私」は3文字。些細な違いに見えて、歌うことを考えればかなり違いが出ます。

ちなみに実際にボーカルをする自分の経験からしても「わたし」の「」よりも、「ぼく」の「ぼ」という破裂音の方が桁違いに発声がしやすいですから、心なしか日本語の歌詞は、女性アーティストに提供する曲でも一人称に「僕」が使われることが多い気がしますね。

余談ながら、「ぼく」に呼応する「きみ」、「わたし」に呼応する「あなた」がそれぞれ同じ文字数であることは、日本の作詞家にとっては少し嬉しいことかもしれませんが。

個人的には、特に一人称の性別は関係なく「この歌詞の一人称は女性かもしれないし男性かもしれない」つまり、どちらの性別もあり得るのではと考えています。

そして、

今日がメインディッシュで終わりの日には甘酸っぱいデザートを食べるの

という歌詞から、今日は結婚式の日ではないか。

コース料理は、大抵の場合は前菜から始まってメインディッシュ、最後にデザートという流れがありますが、

前菜=付き合う前、もしくは付き合った後しばらく

メインディッシュ=結婚式という一生に一度の一大イベント

デザート=結婚後、死ぬまで

と考えれば、「恋に落ちたカップルが結婚して一生を一緒に過ごす」という幸せ過ぎる一連の流れが想起されるのではないでしょうか。

今日は結婚式だから、

Darlin 夢がかなったの 「愛してる」

とサビで隠し切れない嬉しさに溢れる心の声が聞こえる。

 

では、本題。

僕の心は君にいつも片思い

であることに加え、

そもそもの歌詞が「カタオモイ」であることは何故か。

この点が歌詞の解釈を複雑にしている訳です。

 

自分の解釈は

そもそも両想いだから結婚出来た。僕も君が好き。君も僕が好き。だけども、僕は君以上に君の事が好きすぎてたまらない。だから、二人の愛の差はカタオモイレベル。それくらい愛している。

という、歯が浮いたような好き好きオーラなのではないか。

皆さんも「相手が自分の事を好きなのは伝わってくるけど、一方で自分は、異常なまでに相手を好きだからこそ、相手に本当に愛があるか少し不安になってしまう。いや、幸せなんだけどね」という経験はあるのではないでしょうか。

お似合いの言葉が見つからないよ

は、第三者目線で好きな人が結ばれたことを悲しくも喜んでいるのではなく、「こんなに尊敬する愛しい君と、自分なんかが結婚していいの?ずっと一緒にいてもいいの?」という、ある種の謙遜なのではないか。日本人らしいよね。

だからタイトルの謎については、本来の意味での「片思い」ではなく、両思いだけど片思いだから「カタオモイ」という表記にしているのではないでしょうか。

様々な解釈を考えた結果これが一番しっくりきたので、共有してみました。

もしくは、どうやら「僕」はギターを演奏するらしいので

「僕」はシャイでいつも愛を伝えられないから「君」はそんなに好かれてないと思い込んでいるかもしれないけども、本当は物凄く好きなんだよ。歌にするよ。

という解釈もありだなと感じました。男性が結婚式で女性に歌えば、かなりエモいですね。